デング熱について

更新日:2020年12月28日

デング熱は、デングウイルスを持った蚊(日本では主に、ヒトスジシマカ)に刺されることによって生じる感染症です。

ヒトからヒトへ直接感染することはありません。

海外では、主にアジア、中南米、アフリカ等の地域で流行しています。

すべての蚊がデングウイルスを持っているわけではないので、蚊に刺されたというだけで心配する必要はありません。

蚊に刺されてから2日〜15日程度で下記の症状が出た時には、お早めに医療機関へ受診してください。

症状

潜伏期間は、2日〜15日と言われ、その多くは3日〜7日で発症します。主症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、皮膚の発疹などです。

感染しても、発症しない場合もありますが、一度デングウイルスに感染して回復した後、2回目の感染を起こすと出血様症状やショック症状を呈し、重症化する恐れがあります(デング出血熱といいます)。

治療法

現在、有効な抗ウイルス剤やワクチンはありません。

症状に応じた対症療法が行われます。

感染予防

蚊(蚊の幼虫)の発生源をつくらないようにする。

水のたまり場所がボウフラ(蚊の幼虫)の発生源となります。

  1. バケツや空き缶、植木鉢の受け皿など水がたまりやすい場所がないかを確認し、水を排出しましょう。
  2. 雨水ますは、網戸など細かいネットなどを置いて、蓋をしておくと発生を抑えられます。

蚊の防除方法等について、詳しくは市民生活部生活課(電話番号 0795-43-0503)まで、お問い合わせください。

蚊に刺されないようにする

蚊に刺されそうな場所では、長袖・長ズボンなど肌の露出が少ない服装を着用し、虫よけスプレーや蚊取り線香などを使用してください。

屋内に蚊を侵入させない

網戸を閉めて、屋内の侵入を防ぎましょう。

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この記事に関するお問い合わせ先

加東市 健康福祉部 健康課(保健センター)
〒673-1493
兵庫県加東市社50番地 庁舎2階
電話番号:0795-43-0435
ファックス:0795-42-3978
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