上鴨川住吉神社舞堂の屋根葺き替え工事を行いました。

市の指定文化財(史跡)に指定されている上鴨川住吉神社の境内の中で、特に老朽化が進んでいる舞堂の屋根について、平成29年5月1日から平成29年7月25日までの工期で葺き替え工事を行いました。

上鴨川住吉神社にぜひ一度お越し下さい。

 

工事前

工事前の上鴨川住吉神社の舞堂

工事中

工事中の上鴨川住吉神社の舞堂

上鴨川住吉神社舞堂の屋根葺き替え工事完了

工事完了後の上鴨川住吉神社の舞堂

 

上鴨川住吉神社

加東市上鴨川にあるこの神社は、平安時代中期には成立していたとされる久米荘もしくは大河荘の領家である摂津住吉神社の勧請により建立されたものと考えられています。

現在では、上鴨川住吉神社保存会が神社の管理を行っています。

境内には、本殿を中心に鳥居、割拝殿(わりはいでん)、御供部屋、長床(ながとこ)、舞堂(まいどう)や小宮などの建物が建立されています。これらの建物は、国指定重要無形民俗文化財である『上鴨川住吉神社神事舞』が奉納される場所として、古くからの景観の保全を目的に、平成13年5月10日に市の指定文化財(史跡)に指定されています。

また、平成19年10月には加東遺産の一つに選定されています。

 

上鴨川住吉神社の舞堂

舞の準備や囃しなど、舞に直接関係する神事の多くが行われます。

『上鴨川住吉神社神事舞』もこの舞堂を中心に行われます。

 

上鴨川住吉神社神事舞

上鴨川地区において古来より継承されてきた伝統的な神事舞で、毎年10月初旬の宵宮・本祭には、中世から受け継がれた神事舞が行われます。

播磨・丹波境周辺に広がる中世的な芸能として神楽・リョウサン舞(王の舞)・獅子舞・田楽舞・翁舞などが演じられています。厳格な宮座組織によって、しっかりと保存継承されているほか、翁舞の所作が乏しいところや、演舞構成にも鎌倉期の面影を留めた古い猿楽の形態が残されており、中世舞踏を研究する上でも貴重です。

 

上鴨川神社本殿

上鴨川住吉神社本殿は、国の重要文化財に指定されています。

この本殿は、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)の建物で、屋根は檜皮(ひわだ)で葺かれています。

正和5年(1316年)に本殿が建立され、その後、永享6年(1434年)に再建、明応2年(1492年)に再々建されたものであることが内陣の墨書などに残されています。

また、貞享3年(1686年)には、向拝(こうはい)の修理が行われ、現在の本殿は、昭和45年(1970年)に解体修理されています。

 

地図情報

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