太鼓

更新日:2017年12月28日

朝光寺 太鼓

太鼓

読み方(ふりがな)

たいこ

員数

1個

指定内容

工芸

所有者

朝光寺

所在地

加東市畑609

指定年月日

1972年(昭和47年)3月24日

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

本例は、直径80cm、長さ1mのヒノキと思われる材で、胴内を削り両面に皮をはり、鉄鋲でとめた長胴型というタイプの太鼓です。

現在は皮が破れていますので、内面にある墨書銘を確認することができます。

最古の墨書からは、永仁6年(1298)12月のもので、この太鼓が朝光寺の僧達を願主として、製作されたことがわかります。72年後の応安三年(1372)には始めての修理された記録がみられます。更に、江戸時代になって元禄15年(1702)、亨保8年(1723)、明和元年(1764)、安永3年(1774)の墨書が残されています、

この太鼓は、墨書銘のある長胴型の太鼓としては、日本で最古のものであり、太鼓の形態変遷を知る上で貴重な資料といえます。

地図情報

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