八幡神社 毘沙門天石棺仏

更新日:2018年08月17日

八幡神社 毘沙門天石棺仏について

読み方(ふりがな)

はちまんじんじゃ びしゃもんてんせっかんぶつ

員数

1基

指定内容

彫刻

指定記号

所有者

河高八幡神社

所在地

加東市河高199-120

指定年月日

1987年(昭和62年)3月31日

規模または寸法

高さ54センチメートル、幅40センチメートル、厚さ11センチメートル

製作年代

室町時代前半頃

公開・非公開について

公開しています。

その他

山頂の岩陰に祀られているもので、尊顔が刻まれた裏面には溝が彫り込まれているところから、組合せ式石棺の小口部分が利用されています。石材は高室石(たかむろいし)です。

尊像は、幅22センチメートル、高さ37センチメートルの方形状に背面を彫り窪め、その中央に半肉彫りした像高34センチメートルの立像で、岩座上に左足で立ち、右足はやや開いています。

尊顔の目鼻立ちは柔和な面持ちで、耳朶(じだ)も浅く彫出されています。左手を屈臂(くっぴ)し、掌上に宝塔を持ち、右手には宝剣らしき持物が刻まれています。

制作時期は室町時代前半頃と考えられています。

地図情報

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