二尊石仏
二尊石仏について
読み方(ふりがな)
にそんせきぶつ
員数
1基
指定内容
彫刻
指定記号
彫
所有者
加東市上三草財産管理組合
所在地
加東市上三草687番地123
指定年月日
2013年(平成25年)3月28日
規模または寸法
現高104センチメートル、幅55センチメートル、厚さ14センチメートル
制作年代
南北朝期のものと推定される
公開・非公開について
公開しています。
その他
上三草の旧丹波街道沿いに建立されている二尊を刻んだ竜山石(たつやまいし)の板碑(いたひ)で、法量は、現高104センチメートル、幅55センチメートル、厚さ14センチメートルを測ります。
向かって右側に阿弥陀如来坐像、左側に地蔵菩薩立像が刻まれています。像を刻むために背面を削り、蓮華座は浮彫りされていますので、本来は、この板碑(いたひ)はより厚みがあったことが分かります。
加東市域で二尊を刻む石仏は数少なく、本例は高砂市付近で製作され、持ち込まれたことが石材から分かります。
銘文は刻まれていないものの、蓮華座などの作例から磨崖仏と同様、南北朝期のものと推定されます。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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更新日:2018年08月17日