二尊石仏

更新日:2018年08月17日

二尊石仏について

読み方(ふりがな)

にそんせきぶつ

員数

1基

指定内容

彫刻

指定記号

所有者

加東市上三草財産管理組合

所在地

加東市上三草687番地123

指定年月日

2013年(平成25年)3月28日

規模または寸法

現高104センチメートル、幅55センチメートル、厚さ14センチメートル

制作年代

南北朝期のものと推定される

公開・非公開について

公開しています。

その他

上三草の旧丹波街道沿いに建立されている二尊を刻んだ竜山石(たつやまいし)の板碑(いたひ)で、法量は、現高104センチメートル、幅55センチメートル、厚さ14センチメートルを測ります。

向かって右側に阿弥陀如来坐像、左側に地蔵菩薩立像が刻まれています。像を刻むために背面を削り、蓮華座は浮彫りされていますので、本来は、この板碑(いたひ)はより厚みがあったことが分かります。

加東市域で二尊を刻む石仏は数少なく、本例は高砂市付近で製作され、持ち込まれたことが石材から分かります。

銘文は刻まれていないものの、蓮華座などの作例から磨崖仏と同様、南北朝期のものと推定されます。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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