宝篋印塔(安国寺)
宝篋印塔(安国寺)について
読み方(ふりがな)
ほうきょういんとう(あんこくじ)
員数
1基
指定内容
建造物
指定記号
建
所有者
安国寺
所在地
加東市新定851
指定年月日
1985年(昭和60年)3月27日
規模または寸法
塔:総高173センチメートル
制作年代
嘉吉(かきつ)の乱{1441年(嘉吉元年)}後まもないころの造立と推定される。
公開・非公開について
公開しています。
その他
1441年(嘉吉元年)赤松満祐(あかまつみつすけ)は京都の私邸で室町幕府6代将軍の足利義教を殺害し、将軍の首級を奉じて播州河合(小野市)の堀殿城に帰りました。そこから足利ゆかりの安国寺(加東市新定851)まで大行列で運び、播州の禅僧を多数集め、盛大な法要を営んで葬ったと伝えられています。これを「嘉吉の乱」とよび、「嘉吉物語」や「嘉吉太平記」に詳しく記されています。
首塚には凝灰岩(ぎょうかいがん)製の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が築かれており、その様式、手法もこの時代に一致するものと思われます。
塔は総高173センチメートル、一重の反花座(かえりはなざ)付基壇上に立っています。台石は各面とも輪郭の内に格狭間(こうざま)を、上部は反花(かえりはな)を刻んでいます。軸石の四面に蓮華座(れんげざ)付月輪と金剛界の四仏の種子を刻んでいます。笠の隅飾りは二孤で輪郭をまいています。四角で構成された石塔です。
地図情報
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加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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更新日:2018年08月17日