絹本著色釈迦十六善神図

更新日:2018年08月13日

絹本著色釈迦十六善神図について

読み方(ふりがな)

けんぽんちゃくしょくしゃかじゅうろくぜんじんず

員数

1幅

指定内容

絵画

指定記号

所有者

光明寺花藏院

所在地

加東市光明寺435

指定年月日

2012年(平成24年)4月26日

規模または寸法

法量は縦1.4メートル、横1.1メートル

制作年代

概ね鎌倉~南北朝期の作と考えられています。

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

釈迦十六善神図(しゃかじゅうろくぜんじんず)は、大般若経(だいはんにゃきょう)の転読法要をおこなう際に本尊として用いられます。法量は縦1.4メートル、横1.1メートルを測ります。

意匠は、中央天蓋(てんがい)下に釈迦如来が坐し、その両側に三尊形式となるよう文殊菩薩・普賢菩薩が配置されています。左右には十六善神(じゅうろくぜんじん)を配し、大般若経(だいはんにゃきょう)をインドから持ち帰った玄奘三蔵(げんしょうさんぞう)が経典を持つという鎌倉時代の作風が残されています。

こうした点から、概ね鎌倉~南北朝期の作と考えられています。

本例から、光明寺でもかつては大般若経(だいはんにゃきょう)の転読法要が行われていたことを示す貴重な絵画であるといえます。

地図情報

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