○加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例施行規則

平成18年3月20日

規則第79号

(趣旨)

第1条 この規則は、加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例(平成18年加東市条例第121号。以下「条例」という。)第5条第6条及び第9条の規定に基づき規則に委任された事項並びに条例の実施のための手続その他施行について必要な事項を定めるものとする。

(平28規則40・一部改正)

(高齢重度障害者医療費の支給申請書)

第2条 条例第5条の申請は、高齢重度障害者医療費支給申請書(様式第1号)、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号。以下「法」という。)の規定により給付が行われたことを証する書類その他市長が必要と認める書類を提出することにより行うものとする。

(平28規則40・全改)

(高齢重度障害者医療費受給者証)

第3条 市長は、条例第3条第1項に規定する助成対象者(以下「第1項対象者」という。)に対し、申請により高齢重度障害者医療費受給者証(様式第2号。以下「受給者証」という。)を交付するものとする。

2 受給者証の交付を受けようとする者は、高齢重度障害者医療費受給者証(交付・更新)申請書(様式第3号)に市長が必要と認める書類を添えて、市長に提出しなければならない。

3 受給者証の有効期間は1年以内とし、有効期限は、翌年(受給者証の有効期間の始期が1月1日から6月30日までの場合は、その年)の6月30日までとする。

4 受給者証の更新を受けようとする者は、当該受給者証の有効期限までに高齢重度障害者医療費受給者証(交付・更新)申請書(様式第3号)に当該受給者証及び市長が必要と認める書類を添えて市長に提出しなければならない。ただし、市長が引き続き第1項対象者であると認める者については、申請を待たずに受給者証を更新することができるものとする。

5 市長は、第2項又は前項の申請について審査した結果、第1項対象者と認められないときは、高齢重度障害者医療費受給者証(交付・更新)申請却下通知書(様式第4号)により当該申請者に通知するものとする。

6 受給者証の交付を受けた者は、受給者証の有効期限が満了したとき、又は転出等の事由により第1項対象者に該当しなくなったときは、速やかに、受給者証を市長に返還しなければならない。

7 受給者証の交付を受けた第1項対象者は、兵庫県内の保険医療機関等(条例第2条第2号に規定する保険医療機関等をいう。)において医療を受けようとするときは、当該保険医療機関等に受給者証を提示しなければならない。

(平20規則7・平22規則21・平28規則40・令3規則19・一部改正)

(第三者行為による被害の届出)

第4条 高齢重度障害者医療費の支給事由が第三者の行為によって生じたものであるときは、高齢重度障害者医療費の支給を受けようとする者は、当該支給事由発生後、速やかにその状況を市長に届け出なければならない。

(助成対象者の特例)

第5条 条例第3条第2項に規定する助成対象者(以下「第2項対象者」という。)とすることができる場合とは、所得割額判定対象者の失業(離職の日以前1年間の雇用保険法(昭和49年法律第116号)第14条に規定する被保険者期間が6箇月以上あった者が労働の意志及び能力を有するにもかかわらず、職業に就くことができない状態にあることをいう。)、病気等による退職、事業の廃止又は休止その他これらに類する状態(次の各号のいずれかに該当する場合を除く。以下「失業等」という。)により、失業等の事由発生日の属する年のうち同日までの収入に同日後1箇月の収入を基に算定した同年の残り期間の見込収入額を加算した額から算定した地方税法(昭和25年法律第226号)第292条第1項第2号に規定する所得割(同法第328条の規定により課する所得割を除き、同法第314条の3第2項に規定する課税総所得金額及び課税山林所得金額を算定する場合の同法第314条の2の規定により控除する額は、前年の例によるものとする。)の額(同法の規定により当該額から控除すべき額は前年の例によるものとし、同法第314条の7、附則第5条の4第6項、附則第5条の4の2第5項及び附則第7条の2第4項の規定により控除されるべき金額があるときは、当該額を加算した額とする。)が減少し、所得割額判定対象者全員について、第1項対象者の要件を満たす所得割の額に相当する額となったと市長が認めた場合とする。

(1) 転職、就学、結婚、家事従事等を目的とした自発的失業又は事業の廃止若しくは休止

(2) 一定の年齢に到達したことを事由とする雇用期間の満了

(3) 人材派遣従事者等の契約期間の満了

(4) 自己の責めに期すべき理由による解雇

(5) 事業の再開を前提とした一時的な事業の廃止又は休止(重篤な疾病等により6箇月以上にわたって再開する見込みがない場合を除く。)

(6) 前各号に掲げるもののほか、これらに類する事由

2 助成対象とすることができる期間は、失業等に該当した日の属する月の初日から6箇月を超えない日までとする。なお、同一の事由に基づき、再度の助成対象とすることは認められないものとする。

3 第1項に規定する助成対象者の特例の認定を受けようとする者は、高齢重度障害者医療費受給資格認定申請書(様式第5号)を失業等に該当した日から6箇月以内に市長に提出しなければならない。この場合において、市長は必要に応じ、当該申請者に対し、第1項に規定する要件に該当したことを明らかにすることができる書類の提出を求めることができるものとする。

4 市長は、前項の申請について審査した結果、助成の対象者と認めたときは、条例第2条第1号に規定する高齢重度障害者(以下「高齢重度障害者」という。)に対し、認定期間を明記した受給者証を交付するものとする。ただし、条例第2条第4号に規定する高齢者の医療の確保に関する法律の一部負担金(以下「高齢者の医療の確保に関する法律の一部負担金」という。)が法第69条の規定により減免が行われている場合は、受給者証を交付せず、条例第4条に規定する助成する医療費の範囲について、現金給付を行うものとする。なお、当該認定期間が6月30日を超える場合は、6月30日までの受給者証を交付し、7月1日以降も引き続き第1項対象者の要件を備えていないときは、7月1日から残りの有効期間を記載した受給者証を交付する。

5 市長は、第3項の申請について審査した結果、受給資格を認定できる者と認められないときは、高齢重度障害者医療費受給資格認定申請却下通知書(様式第6号)により当該申請者に通知するものとする。

(平20規則7・平22規則21・平26規則30・平28規則40・令2規則5・一部改正)

(一部負担金の免除)

第6条 条例第4条第4項に規定する一部負担金を免除することができる場合とは、次の各号のいずれかの事由に該当し、条例第4条第1項に規定する高齢重度障害者医療の一部負担金(以下「高齢重度障害者医療の一部負担金」という。)を支払うことが困難となったと市長が認めた場合とする。ただし、高齢者の医療の確保に関する法律の一部負担金が、法第69条の規定により減免が行われている範囲において、高齢重度障害者医療の一部負担金の免除は行わないものとする。

(1) 第1項対象者及び第2項対象者(以下これらを「受給対象者」という。)の属する世帯の主たる生計維持者が、失業等により事由発生日後1箇月の収入を基に算定した同日後1年間の見込収入額から算定した地方税法第292条第1項第13号に規定する合計所得金額(所得税法(昭和40年法律第33号)第28条第1項に規定する給与所得を有する者については、当該給与所得は、同条第2項の規定により計算した金額(租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第41条の3の3第2項の規定による控除が行われている場合には、その控除前の金額)から10万円を控除して得た額(当該額が零を下回る場合には、零とする。)とする。以下この項及び様式第7号において「推計合計所得額」という。)に12分の1を乗じて得た額が、生活保護法による保護の基準(昭和38年厚生省告示第158号)別表第1第1章1(1)(ア)第1類の年齢別の欄の区分に応じ、それぞれ基準額の欄の額に、同(ア)第2類の世帯人員別の欄の区分に応じ、それぞれ基準額の項の額を加えて得た額(以下「基準生活費」という。)に100分の135を乗じて得た額以下に減少し、かつ、当該受給対象者の属する世帯が次の要件のすべてを満たすとき。

 世帯員全員に係る事由発生日後1年間の見込収入の合計が一定額以下(世帯員1人の場合、100万円以下、世帯員が1人増えるごとに35万円を加算。この場合の収入には、雇用保険給付、障害年金、遺族年金等の非課税所得や仕送り等すべての収入を含む。)であること。

 条例第3条第1項に規定する所得制限要件を満たす所得額に相当する収入額と同額以上の現金及び預貯金を有していないこと。

(2) 震災、風水害、火災その他これらに類する災害により、次のいずれかに該当したとき。

 受給対象者及び所得割額判定対象者が、住宅、宅地その他の財産について大規模半壊以上の損害を受けたとき。

 受給対象者の属する世帯の主たる生計維持者が死亡し、若しくは条例第2条第1号に規定する高齢重度障害者となり、又は加東市福祉医療費助成に関する条例(平成18年加東市条例第107号)第2条第2号に規定する重度障害者となったとき。

 受給対象者の属する世帯の主たる生計維持者について、推計合計所得額に12分の1を乗じて得た額が基準生活費に100分の135を乗じて得た額以下に減少したとき。

(3) 受給対象者の属する世帯の主たる生計維持者について、干ばつ、冷害、凍霜害等による農作物の不作その他これらに類する事由により推計合計所得額に12分の1を乗じて得た額が基準生活費に100分の135を乗じて得た額以下に減少したとき。

(4) 前2号に掲げる事由に類する事由があったとき。

2 一部負担金を免除できる期間は、前項各号に規定する免除すべき事由の発生した日(干ばつ等免除すべき事由の発生した日が特定できない場合は、収穫量等において平年と比較して不作、不漁等の事実があるか否かによるものとし、その事実が認められる日。以下「発生日」という。)の属する月の初日から6箇月を超えない日までとする。なお、同一の事由に基づく再度の免除は認められないものとする。

3 一部負担金の免除を受けようとする者は、高齢重度障害者医療一部負担金免除申請書(様式第7号)を発生日から6箇月以内に市長に提出しなければならない。この場合において、市長は必要に応じ、当該申請者に対し、第1項に規定する要件に該当したことを明らかにすることができる書類の提出を求めることができるものとする。

4 市長は、前項の申請について審査した結果、高齢重度障害者医療の一部負担金を免除することができると認めた者(以下「免除対象者」という。)には、負担なしを明記した受給者証を交付するものとする。ただし、高齢者の医療の確保に関する法律の一部負担金が、法第69条の規定により減免が行われている場合は、受給者証を回収し、高齢重度障害者医療の一部負担金の免除できる範囲について、現金給付を行うものとする。

5 市長は、第3項の申請について審査した結果、一部負担金を免除することができる者と認められないときは、高齢重度障害者医療一部負担金免除申請却下通知書(様式第8号)により当該申請者に通知するものとする。

(平20規則7・平22規則21・平28規則40・令3規則19・一部改正)

(認定等の取消し)

第7条 市長は、第2項対象者又は免除対象者が、これらの認定期間満了までに認定後の状況の変化により認定の要件を満たさなくなったときは、認定期間にかかわらず、将来に向かって決定を取り消し、第2項対象者又は免除対象者に対し受給者証の返還を求めるものとする。この場合において、免除対象者が条例第3条に規定する助成対象者の要件を備えている場合は、改めて第3条第1項又は第5条第4項の規定により通常の受給者証を交付するものとする。

2 市長は、受給者証の交付又は一部負担金の免除(以下「受給者証の交付等」という。)を受けた者(以下「助成対象者」という。)が、偽りの申請その他不正行為によって、受給者証の交付等を受けたことが明らかになった場合には、申請時にさかのぼって受給者証の交付等の決定を取り消し、当該助成対象者等から受給者証を返還させるとともに、既に高齢重度障害者医療助成を行っている場合は、この額を返納させるものとする。

(平22規則21・一部改正、平30規則38・旧第7条繰下、令3規則19・旧第8条繰上)

(補則)

第8条 この規則に定めるもののほか、その他必要な事項は、別に定める。

(平30規則38・旧第8条繰下、令3規則19・旧第9条繰上)

(施行期日)

1 この規則は、平成18年3月20日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日の前日までに合併前の社町高度障害者医療費助成事業実施要領(社町制定)、滝野町高度障害者医療費助成事業実施要領(平成17年滝野町制定)又は東条町高度障害者医療費助成事業実施要領(東条町制定)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この規則の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成20年4月1日規則第7号)

この規則は、平成20年4月1日から施行する。

(平成21年3月30日規則第7号)

この規則は、平成21年4月1日から施行する。

(平成21年8月5日規則第18号)

この規則は、公布の日から施行し、改正後の加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例施行規則の規定は、平成21年7月1日から適用する。

(平成22年9月7日規則第21号)

(施行期日等)

1 この規則は、公布の日から施行し、改正後の加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例施行規則(以下「改正後の規則」という。)の規定は、平成22年7月1日から適用する。

(経過措置)

2 改正後の規則第6条第1項の規定は、平成22年7月1日以後に生じた事由に係る一部負担金の免除について適用し、同日前に生じた事由に係る一部負担金の免除については、なお従前の例による。

(特例助成対象者の認定の特例)

3 平成22年7月1日から平成23年6月30日までの間、助成対象者の特例の認定に係る改正後の規則第5条第1項の規定の適用については、同項中「第1項対象者の要件」とあるのは、「加東市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例(平成21年加東市条例第13号)附則第3項の規定による助成対象者の要件」とする。

(平成26年12月22日規則第30号)

この規則は、平成27年1月1日から施行する。

(平成27年3月31日規則第18号)

この規則は、平成27年4月1日から施行する。

(平成28年3月31日規則第40号)

この規則は、公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は、平成28年4月1日から施行する。

(平成28年6月15日規則第65号)

この規則は、平成28年7月1日から施行する。

(平成30年12月3日規則第38号)

この規則は、公布の日から施行し、第1条の規定による改正後の加東市福祉医療費助成に関する条例施行規則の規定及び第2条の規定による加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例施行規則の規定は、平成30年9月1日から適用する。

(平成31年4月26日規則第25号)

この規則は、公布の日から施行する。

(令和2年3月6日規則第5号)

この規則は、公布の日から施行する。

(令和3年3月31日規則第14号)

(施行期日)

1 この規則は、令和3年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現にこの規則による改正前の各規則に基づく様式(次項において「旧様式」という。)でなされた申出、申請等は、この規則による改正後の各規則に基づく様式でなされた申出、申請等とみなす。

3 この規則の施行の際、旧様式による用紙で現に残存するものは、当分の間、所要の修正を加え、なお使用することができる。

(令和3年6月29日規則第19号)

この規則は、令和3年7月1日から施行する。

(平28規則40・全改、平31規則25・令3規則14・一部改正)

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(平28規則40・全改、令3規則19・一部改正)

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(平28規則40・全改、令3規則14・一部改正)

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(平28規則40・一部改正)

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(平28規則40・全改、令3規則14・一部改正)

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(平28規則40・一部改正)

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(平22規則21・令3規則14・一部改正)

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(平28規則40・一部改正)

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加東市高齢重度障害者医療費助成に関する条例施行規則

平成18年3月20日 規則第79号

(令和3年7月1日施行)

体系情報
第9編 生/第1章 社会福祉/第5節 障害者福祉
沿革情報
平成18年3月20日 規則第79号
平成20年4月1日 規則第7号
平成21年3月30日 規則第7号
平成21年8月5日 規則第18号
平成22年9月7日 規則第21号
平成26年12月22日 規則第30号
平成27年3月31日 規則第18号
平成28年3月31日 規則第40号
平成28年6月15日 規則第65号
平成30年12月3日 規則第38号
平成31年4月26日 規則第25号
令和2年3月6日 規則第5号
令和3年3月31日 規則第14号
令和3年6月29日 規則第19号