○加東市社会福祉法人等による生計困難者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減措置事業補助金交付要綱
平成18年3月20日
告示第87号
(趣旨)
第1条 この告示は、社会福祉法人等による利用者負担軽減措置事業に要する経費の一部を補助することにより、当該事業の普及促進を図り、もって低所得利用者の生活の安定及び介護保険制度の円滑な実施に資するため、加東市介護保険サービスに係る社会福祉法人等による利用者負担の軽減措置実施要綱(平成18年加東市告示第86号。以下「実施要綱」という。)第14条第1項の規定に基づく社会福祉法人等による生計困難者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減措置事業(以下「軽減措置事業」という。)に係る補助金の交付に関し、必要な事項を定めるものとする。
(平27告示94・一部改正)
(交付額の算定方法)
第3条 この補助金の交付額は、次により算出された額とする。
(1) 補助対象経費 平成12年5月1日老発第474号厚生省老人保健福祉局長通知「低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減措置の実施について」の別添3「社会福祉法人等による生計困難者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減措置事業実施要綱」(以下「国要綱」という。)に基づき利用者負担の軽減を行った額(各当該年4月から翌年3月まで(以下「年度」という。)に提供したサービスに係るものに限る。以下「軽減総額」という。)
ア 軽減総額
イ 国要綱に定める軽減対象サービスについて本来受領すべき利用者負担収入(特別養護老人ホームにおける旧措置入所者の利用者負担額及び特定標準負担額を除く。)の見込額(各年度中に提供するサービスに係るもの。以下「本来収入」という。)の1パーセント相当額
(3) 補助率
ア 補助基本額から次のイに掲げる額を控除した額については、2分の1
イ 社会福祉法人の行う介護福祉施設サービスに係る軽減額が当該サービスに係る本来収入の10パーセント相当額を超えている場合は、当該超える額については、10分の10
ア 補助基本額から次のイに掲げる額を控除した額の2分の1
イ 社会福祉法人の行う介護福祉施設サービスに係る軽減額が当該サービスに係る本来収入の10パーセント相当額を超えている場合は、当該超える額
イ 前号イの額に当該介護福祉施設サービスに係る軽減額のうち市の介護保険サービス利用者に対する軽減額の占める割合を乗じて得た額
(平27告示94・一部改正)
(交付申請に係る事前協議)
第4条 この補助金の交付を受けようとする者は、市長が別に定める事前協議書に関係書類を添えて、指定する期日までに提出しなければならない。ただし、市の区域外に所在する施設・事業所に係るものにあっては、その所在する市町村への提出をもって代えることができる。
2 市長は、前項の事前協議に係る書類を審査し、補助金の交付を受けようとする者に補助所要額の通知を行うものとする。ただし、市の区域外に所在する施設・事業所に係るものにあっては、その所在する市町村を通じて通知を行うものとする。
(交付申請)
第5条 この補助金の交付を受けようとする者は、補助金交付申請書(様式第1号)に関係書類を添えて、指定する期日までに市長に提出しなければならない。
(交付決定)
第6条 市長は、前条の交付申請に係る書類を審査し、当該申請に係る補助金を交付すべきものと認めたときは、補助金の交付決定(以下「交付決定」という。)を行う。
2 市長は、交付決定をする場合において、当該補助金の交付目的を達成するため必要があるときは、条件を付するものとする。
3 市長は、交付決定の内容及びこれに付した条件を補助金交付決定通知書(様式第2号)により当該補助金の交付申請をした者に通知するものとする。
(実績報告)
第8条 補助事業者は、当該年度の軽減措置事業が完了したときは、補助事業実績報告書(様式第5号)に関係書類を添えて市長に、その指定する期日までに提出しなければならない。
2 市長は、必要があると認めるときは、前項の規定にかかわらず、概算払をすることができる。
(交付決定の取消し)
第11条 市長は、補助事業者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、当該交付決定の全部又は一部を取り消すことができる。
(1) この告示の規定に違反したとき。
(2) 交付決定に付した条件に違反したとき。
(3) 偽りその他不正な手段により補助金の交付を受けたとき。
(補助金の返還)
第12条 市長は、前条第1項の取消しを決定した場合において、当該取消しに係る部分に関し、既に補助金が交付されているときは、当該決定の日の翌日から30日以内の期限を定めて、その返還を命ずることができる。
2 市長は、第9条の額の確定を行った場合において、既にその額を超える補助金が交付されているときは、当該額の確定の日の翌日から30日以内の期限を定めて、その返還を命ずることができる。
3 市長は、やむを得ない事情があると認めたときは、前2項の期限を延長することができる。
(帳簿の備付け)
第14条 補助事業者は、当該補助事業に係る収入及び支出の状況を明らかにした帳簿を備え、かつ、収入及び支出についての証拠書類を整理し、当該補助事業が完了した年度の翌年度から5年間保存しなければならない。
(その他)
第15条 この告示に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、別に定める。
附則
(施行期日)
1 この告示は、平成18年3月20日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の日の前日までに合併前の社町社会福祉法人等による生活困窮者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額減免措置事業補助金交付要綱(平成16年社町要綱第7号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この告示の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成27年7月29日告示第94号)抄
(施行期日等)
1 この告示は、公布の日から施行し、第1条の規定による改正後の加東市訪問介護利用者負担額助成要綱の規定、第2条の規定による改正後の加東市介護保険サービスに係る社会福祉法人等による利用者負担の軽減措置実施要綱の規定及び第3条の規定による改正後の加東市社会福祉法人等による生計困難者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減措置事業補助金交付要綱の規定は、平成27年4月1日から適用する。
附則(令和3年3月31日告示第63号)
(施行期日)
1 この告示は、令和3年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の際現にこの告示による改正前の各告示に基づく様式(次項において「旧様式」という。)でなされた申出、申請等は、この告示による改正後の各告示に基づく様式でなされた申出、申請等とみなす。
3 この告示の施行の際、旧様式による用紙で現に残存するものは、当分の間、所要の修正を加え、なお使用することができる。
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)
(令3告示63・一部改正)