定住自立圏構想について

更新日:2020年04月07日

定住自立圏構想とは

 定住自立圏構想とは、人口減少や少子高齢化が続く社会背景を踏まえ、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、地方圏への人の流れを創出することを目的として、人口などの一定の要件を満たす「中心市」と「近隣市町」が、相互に役割を分担し、連携・協力することにより、圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する新たな広域連携の取組です。

第2次北播磨広域定住自立圏共生ビジョンの策定

加東市と加西市(中心市)では、平成27年11月30日に第1次北播磨広域定住自立圏共生ビジョンを策定し、以後5年間、同共生ビジョンに基づいた取組を進めてきましたが、令和元年度が計画期間の最終年であることから、これまでの成果や課題などを踏まえ、西脇市及び多可町(近隣市町)との協議、また、北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会での協議を経て、令和2年度からの取組の推進に向けて、令和2年3月31日に第2次北播磨広域定住自立圏共生ビジョンを策定しました。

定住自立圏形成等へ向けた取組状況

令和2年3月

  • 加東市及び加西市(中心市)と西脇市及び多可町(近隣市町)との間において、北播磨広域定住自立圏形成協定の一部を変更する協定書を締結

令和元年12月

  • 関係市町(加東市及び加西市(宣言中心市)、西脇市及び多可町(近隣市町))のそれぞれの議会において、北播磨広域定住自立圏形成協定の一部を変更する協定書を締結することについて議決

平成29年3月

  • (別冊)第1次北播磨広域定住自立圏共生ビジョンの策定

定住自立圏形成協定等に基づき推進する具体的取組を効果的・効率的に進めるため、成果指標(KPI)等を定めた(別冊)北播磨広域定住自立圏共生ビジョンを策定しました。

*平成28年度実績を追記しました。

平成27年11月

  • 第1次北播磨広域定住自立圏共生ビジョンの策定

 加東市と加西市(中心市)では、西脇市及び多可町(近隣市町)との協議、また、北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会での協議を経て、北播磨広域定住自立圏の将来像やその将来像の実現に向けて関係市町が連携して推進していく具体的な取組の内容を定める北播磨広域定住自立圏共生ビジョンを策定しました。

  • 平成27年度第2回北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会を開催し、定住自立圏共生ビジョン(案)について協議

平成27年10月

  • 平成27年度第1回北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会を開催し、定住自立圏共生ビジョン(素案)について協議

定住自立圏の形成に関する協定の締結(調印式の開催)

(写真)定住自立圏の形成に関する協定の締結(調印式の開催)1
(写真)定住自立圏の形成に関する協定の締結(調印式の開催)2

 2015年10月5日、加東市滝野図書館において北播磨広域定住自立圏形成協定調印式を開催し、加東市及び加西市(中心市)と西脇市及び多可町(近隣市町)との間において、定住自立圏の形成に関する協定を締結しました。

   この協定は、総務省が推進する定住自立圏構想に基づき、複眼型として共同で中心市宣言を行った加東市及び加西市が、その中心市宣言に賛同した西脇市及び多可町との間において、相互に役割を分担し、連携・協力することにより、圏域全体で必要な生活機能を確保・充実し、圏域における定住を促進することを目的として、議会の議決を経て締結するものです。

 調印式には、3市1町の議会議長、来賓として兵庫県関係者に同席いただき、市町長が協定書に署名を行いました。調印終了後には、4人の市町長が固く手を組み合い、魅力ある圏域づくりに新たな一歩を踏み出しました。

平成27年9月

  • 関係市町(加東市及び加西市(宣言中心市)、西脇市及び多可町(近隣市町))のそれぞれの議会において定住自立圏形成協定を締結することについて議決

平成27年8月

  • 定住自立圏形成協定案の趣旨及び具体的内容についての議会報告(関係市町)及び公表

平成27年6月

  • 定住自立圏形成協定の締結等をする際にあらかじめ議会の議決を経ることとするための条例改正(加東市及び加西市)

平成27年3月

  • 定住自立圏構想の中心市宣言

 2015年3月2日、加西市役所において、加西市と共同で定住自立圏構想の中心市宣言を行いました。

 中心市宣言は、人口などの一定の要件を満たした市(中心市)が、圏域全体における人口定住のために、近隣市町との連携による圏域に必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を表明するものです。

 加西市とともに、定住自立圏構想の「中心市」として、生活圏や経済圏をともにする圏域の市町とのネットワークと連携をさらに強化することにより、この圏域が持つ地域資源と地域力を高めながら、住民が安全で安心して暮らし続けられる地域社会の形成と魅力ある圏域づくりに積極的に取り組んでいくことを宣言しました。

(写真)定住自立圏構想中心市宣言式
  • 宣言中心市(加東市及び加西市)と近隣市町において、定住自立圏形成に関する連携項目等についての協議を開始

北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会

 中心市となる加東市と加西市では、定住自立圏の将来像やその将来像の実現に向けて、定住自立圏形成協定に基づき関係市町が連携して推進していく具体的取組の内容を記載する定住自立圏共生ビジョンの策定等について協議をいただくため、民間団体や圏域の関係者などで構成する「北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会」を設置しています。

  • 詳しくは、北播磨広域定住自立圏共生ビジョン懇談会のページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 まちづくり政策部 企画政策課
〒673-1493
兵庫県加東市社50番地 庁舎4階
電話番号:0795-43-0389
ファックス:0795-42-5055
​​​​​​​メールフォームによるお問い合わせ