合併浄化槽補助事業
補助金に関する記載はページ中段以降です。
浄化槽の歴史
昭和30年代から50年代にかけて、下水道未普及地域における、トイレの水洗化の要求の高まりから、し尿だけを処理する単独浄化槽の整備が進んできました。
その後、昭和60年10月1日に浄化槽法が全面施工され、現在のような合併浄化槽が普及し始めました。
日本では、 汚水処理施設の本道として公共下水道へと大きく舵を取り、浄化槽はその補完、あるいは下水道が接続されるまでの文字通り繋ぎとして捉えられてきました。
しかしながら、昭和時代に整備した大量かつ大規模なインフラの更新時期を、人口減少社会とともに迎えた今日では、国・地方いずれにおいても、従前の汚水処理計画に対する見直しを行っています。
浄化槽は決して古いもの、もうすぐ消えてしまうものなどではありません。
我が国の誇る最新の技術によって常にその質は高められ、また同時に、設置工事・保守点検・清掃といずれの工程においてもジャパンブランドに相応しい価値ある仕事によって、その質が維持されているという、マスターピースなのです。 (「一般社団法人 全国浄化槽団体連合会、浄化槽の日」一部引用 )
河や海などの汚れの原因
川や海などの水の汚れの原因としては、工場などからの産業排水や畜産などからの排水のほかに、台所や風呂・トイレなど日常生活の営みから出される生活排水があります。
水の汚れは、かつては産業排水が主原因でしたが、工場などに対する規制が強化され、排水処理対策の進んだ今日では、生活排水が汚れの大きな原因となっています。

環境省 生活読本より
生活排水が川や海に流れると、魚が棲めるような水にするためには、これだけのきれいな水が必要になります。
合併処理浄化槽設置の補助制度
加東市では、下水道事業を行わない区域において、戸別に合併浄化槽を設置される方を対象に、設置費用の一部を補助する助成制度があります。補助金は、浄化槽の規模により異なります。
合併浄化槽設置補助
人槽区分 | 補助金限度額 |
---|---|
5人槽 | 332,000円 |
6~7人槽 | 414,000円 |
8~10人槽 | 548,000円 |
上記、設置費用以外にも、加東市では合併浄化槽設置に付随する費用の補助金があります。
【令和4年度一部拡充】
配管工事費
・単独浄化槽又は汲み取り便槽から、合併浄化槽に転換する際の配管工事費。
(上限30万円)
撤去費
・単独浄化槽の撤去費。(上限12万円)
・汲み取り便槽の撤去費。(上限9万円)
雨水貯留槽転換
・廃止する単独浄化槽を雨水貯留槽に再利用するための工事費。
(上限9万円)
<浄化槽補助金一覧表>
詳しくは、下記のリンクを確認、または、加東市上下水道部管理課まで問い合わせください。
予算がなくなり次第、受付を終了しますので、お早めにご相談ください。
加東市浄化槽設置整備事業補助金交付要綱(PDFファイル:1.1MB)
加東市浄化槽設置整備事業補助金申請様式(PDFファイル:50.6KB)
この記事に関するお問い合わせ先
加東市 上下水道部 管理課
〒673-1493
兵庫県加東市社50番地 庁舎3階
電話番号:0795-43-0533
ファックス:0795-43-0548
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更新日:2023年09月21日