水道配水用ポリエチレン管の採用について

更新日:2022年10月01日

水道配水用ポリエチレン管の施工には資格が必要です。

本市では、水道管の老朽化による漏水の発生や、南海トラフ地震などの巨大地震による大規模な断水を未然に防ぐため、計画的に水道管を耐震管に更新しています。

上記において、これまではダクタイル鋳鉄管を主に耐震管として使用してきましたが、令和5年度からは、当該管と水道配水用ポリエチレン管を管口径により使い分けていきます。

これは、「加東市水道ビジョン」に記載しているとおり、今後の人口減少などにより料金収入の減少が予測される一方で、老朽化が進む施設の更新に多額の投資が必要になることから、建設コストの縮減が求められるためです。

各事業者様におかれましては、水道配水用ポリエチレン管の施工に必要な資格を積極的に取得していただくとともに、本市水道工事の品質向上と効率的な事業推進にご協力いただきますよう、あわせてお願い申し上げます。

なお、民間開発の水道工事においても、令和3年度から水道配水用ポリエチレン管の使用を認めています。

採用内容

採用内容
採用管種 水道配水用ポリエチレン管
採用口径 φ50~150mm (予定)
適用工事 令和5年4月1日以降に発注する工事
施工に必要な資格

配水用ポリエチレンパイプシステム協会 (POLITEC) またはそれに準ずる各メーカーの講習会の修了証 (受講証)

 

平成30年西日本豪雨での道路損傷状況 (愛媛県大洲市)

(写真:POLITEC提供)

上写真の道路に埋設されていた水道配水用ポリエチレン管の状況 (漏水なし)

(写真:POLITEC提供)