自閉スペクトラム症ってなに?
自閉スペクトラム症(ASD)とは
自閉スペクトラム症とは、自閉症、アスペルガー症候群、そのほかの広汎性発達障害が含まれ、症状の強さに従っていくつかの診断名に分類されますが、本質的には同じ1つの障害単位と考えられています。特徴として「1.相互的な対人関係の障害」「2.コミュニケーションの障害」「3.興味や行動の偏り(こだわり)」の3つがあります。
【厚生労働省:みんなのメンタルヘルス参照】
自閉スペクトラム症の特性は…
- 初めての場所や急な予定変更が苦手。
- 音や臭いなど感覚過敏がある。
- 順番を守ることが難しい
- 譲れない「こだわり」のために苦労することが多い。 (例えば:服へのこだわりが強く、着ることができない。好きなことは時間を忘れてとことんのめりこんでしまう。)
- 自分の思いを表現することが苦手
- 知っている言葉ばかりなのに会話だとわからないことがある。
- 友だち関係でトラブルが起きやすい
注意:上記の内容は例であるため、一人の人に全部があてはまるわけではありません。人によって現れ方は様々です。

しかし、特性による困り感は、絵や写真を使い目で見てスケジュールを確認できるように環境を調整したり、好きなことにのめり込んでしまわないよう、次の行動に移れるように周囲の人に声をかけてもらったり、その人なりの対策を身に着けることで解決できることもあります。次回は、困り感に対する対策についてお伝えします。
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更新日:2020年02月03日