自分らしく暮らす工夫~自閉スペクトラム症編~
自閉スペクトラム症の方が、自分らしく暮らす工夫として「予定変更が苦手」という困り感を例に挙げてお伝えします。
以下の対応がすべてではありません。合う人もいれば、合わない人もいます。また、一人でできるものもあれば、家族や学校、職場など周囲の協力が必要なものもあります。
「予定変更が苦手」な理由
「予定変更が苦手」というのは、想像することが人よりも苦手であるため、これからどうなるのか、どうしたらよいのかがわからなくなり、不安を感じることが原因の一つです。
困り感に対する工夫について
- 変更はなるべく早く伝えるようにする。
- 天候など予測できることで変更になる場合は、「晴れの日は動物園に行くよ」「雨の日は水族館に行くよ」など事前に伝えておく。
- 言葉だけで伝わらない時は、写真や文字などを使って目でも確認できるようにする。
- なかなか行きたがらない場合は、無理に連れて行かない。
自分らしく暮らすための工夫を考えるには、まず自分の特性を知る必要があります。
特性を知るには、本やネットで情報を得て自分で考えるのではなく、専門機関へ相談にいくことをお勧めします。
発達サポートセンターでは、子どもから大人までの発達検査を行っています。
その人の特性や困り感に対する対策についても一緒に考える相談事業も行っていますので、ひとりで悩まずに気軽にご相談ください。
この記事に関するお問い合わせ先
加東市 教育委員会 こども未来部
発達サポートセンター「はぴあ」
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更新日:2022年04月01日