基本設計について

更新日:2020年11月11日

東条地域小中一貫校基本設計の概要について

東条地域小中一貫校基本設計の概要

東条地域小中一貫校の基本設計報告会

東条地域小中一貫校の基本設計報告会を開催しました。報告会でいただいた主なご意見、ご質問を紹介します。

Q:整備場所について、子どもが多い南山ではなく、天神とすることは適切なのか。

A:東条地域の中心の場所でもあり、適切と考える。南山地区の児童生徒が増加しているが、南山の小学生の通学路は両側歩道となっており、道路構造上安全であり、また、中学生の通学路も変わらない。

 

Q:浸水の想定区域であるなど、危ないとわかっているのに、どうしてそのような場所に学校を設置するのか。

A:土砂災害警戒区域のことについては調査を行い、大丈夫という結果が出ているが想定外のことが起こりうることもある。また、東条川の洪水については、ダムの決壊のことも考えられるが、建物の1階の高さを敷地南側の河川管理道路よりも約2m高くする計画としており、一時水に対しては上階に逃げることで子どもたちの命は守れると考える。そして、千年に一度の確率の大雨に対しては、データも進んでいるので、ある程度想定できるという状況の中で、子どもたちをどう守るかを考えていく。

 

Q:地震を考えた際、400トンもの水を子どもたちの頭上に置くのは、保護者として納得できない。また、子どもたちの動線を考える上で、体育館の上にプールを設置するという考えはなかったのか。

A:水のほうがコンクリートより比重が軽く、越水対策として、プール槽下の防水加工や十分な排水機能を備えている。また、体育館上部にプールを配置する場合は真ん中に柱を設けることができず、プールを支えるための費用が高くなり、体育館の利用にも制限が出てくる。

 

Q:何十年後に必要となると思われるプールの修繕コスト等についても考えているのか。

A:プール槽は細かく部品に分けて設置するが、そのことで極端に修繕が発生するというものではない。学校躯体の耐用年数と同程度のものと考えている。ろ過装置についても、個別に部品を分けてエレベーターで運搬するので、5階に設置することが大きなデメリットにはならない。

 

 

 

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