加東市立学校施設の耐震化の公表について

更新日:2023年02月10日

 学校施設は、子どもたちが一日の大半を過ごす活動の場です。また、災害時にはその多くが地域住民の避難場所としての役割も果たすことから、安全性の確保は極めて重要です。
 加東市では、旧耐震基準(注釈)で建築された学校施設について、1996年度から耐震診断を実施し、耐震補強が必要とされた施設については、1997年度から補強工事に取り組みました。
 2010年度に加東市立学校施設の耐震診断及び耐震補強はすべて完了し、耐震化率は100パーセントとなりました。


 2008年6月18日の地震防災対策特別措置法改正により、公立の幼稚園、小・中学校施設について、耐震診断の実施と耐震診断結果の公表が義務付けられたことから、以下のとおり耐震化の結果を公表します。


(注釈)1981年6月に建築基準法の構造規定が強化改正され、改正前の耐震基準は「旧耐震基準」、改正後の耐震基準は「新耐震基準」と呼ばれています。

加東市立学校施設耐震化状況一覧表(2023年1月31日現在)

小学校

社小学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階
建築年月日:1977年4月
面積(床面積):1,784平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成13年度、平成14年度
改修済(Is値):0.72
改修済(q値):1.53

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:2階
建築年月日:1967年3月
面積(床面積):1,093平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):1.07
改修済(q値):1.53

福田小学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階
建築年月日:1980年3月
面積(床面積):3,072平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成11年度
改修済(Is値):0.73
改修済(q値):1.53

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:1階
建築年月日:1976年5月
面積(床面積):608平方メートル
第2次診断(年度):平成10年度
第2次診断(Is値):0.97
第2次診断(q値):1.73
改修済(年度):耐震性あり
改修済(Is値):耐震性あり
改修済(q値):耐震性あり

米田小学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階
建築年月日:1974年3月
面積(床面積):890平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成9年度、平成10年度
改修済(Is値):0.72
改修済(q値):1.03

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階
建築年月日:1974年5月
面積(床面積):1,472平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成9年度、平成10年度
改修済(Is値):0.72
改修済(q値):1.03

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:1階
建築年月日:1975年5月
面積(床面積):537平方メートル
第2次診断(年度):平成9年度
第2次診断(Is値):0.75
第2次診断(q値):1.76
改修済(年度):耐震性あり
改修済(Is値):耐震性あり
改修済(q値):耐震性あり

三草小学校

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:1階
建築年月日:1978年3月
面積(床面積):595平方メートル
第2次診断(年度):平成10年度
第2次診断(Is値):0.99
第2次診断(q値):1.50
改修済(年度):耐震性あり
改修済(Is値):耐震性あり
改修済(q値):耐震性あり

鴨川小学校

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:1階
建築年月日:1979年3月
面積(床面積):391平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):1改修済
改修済(年度):平成13年度
改修済(Is値):0.85
改修済(q値):1.20

滝野東小学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:2階
建築年月日:1969年3月
面積(床面積):1,468平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):0.76
改修済(q値):2.76

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:1階
建築年月日:1981年1月
面積(床面積):1,004平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):1改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):1.10
改修済(q値):1.26

滝野南小学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階
建築年月日:1979年3月
面積(床面積):890平方メートル
第2次診断(年度):平成18年度
第2次診断(Is値):0.72
第2次診断(q値):1.27
改修済(年度):耐震性あり
改修済(Is値):耐震性あり
改修済(q値):耐震性あり

区分:屋内運動場
構造:鉄骨造
階数:2階
建築年月日:1979年10月
面積(床面積):948平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):1改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):0.79
改修済(q値):1.39

中学校

社中学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:4階
建築年月日:1978年5月
面積(床面積)5,693平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成10年度
改修済(Is値):0.71
改修済(q値):1.03

区分:校舎(特別教室棟)
構造:鉄骨造
階数:1階
建築年月日:1978年10月
面積(床面積):675平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):0.80
改修済(q値):2.40

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:2階
建築年月日:1978年10月
面積(床面積):1,702平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成13年度
改修済(Is値):0.71
改修済(q値):1.11

滝野中学校

区分:校舎
構造:鉄筋コンクリート造
階数:4階
建築年月日:1977年5月
面積(床面積):3,363平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成11年度、平成12年度
改修済(Is値):1.08
改修済(q値):1.20

区分:屋内運動場
構造:鉄筋コンクリート造
階数:2階
建築年月日:1973年3月
面積(床面積):1,256平方メートル
第2次診断(年度):改修済
第2次診断(Is値):改修済
第2次診断(q値):改修済
改修済(年度):平成22年度
改修済(Is値):0.83
改修済(q値):1.30

用語の解説
  1. 「第2次診断」とは、柱・壁などの鉛直部材の破壊が先行する、すなわち柱崩壊型建物の耐震性能を評価することを目的とした耐震診断手法のひとつである。5~6階建以下の中低層鉄筋コンクリート建築物の耐震診断に一番適している。 
    「第2次診断」を実施した年度を「年度」欄に、「Is値」及び「q値」を、それぞれの欄に記載している。
  2. 「Is値」(構造耐震指標)とは、建築物(構造体)の耐震性能を表す数値である。数値が大きいほど耐震性能が高いことを表している。加東市は、文部科学省基準「Is値」0.7 以上を目標値として設定している。 
    「Is値」の目安は下記の通りである。(2006年1月25日国土交通省告示第184号)  
    Is値<0.3 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。  
    0.3≦Is値<0.6 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。   Is値≧0.6 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。
  3. 「q値」(保有水平耐力に係る指標)とは、地震による水平方向の力に対して建物が対応する強さを表す数値である。加東市は、文部科学省基準「q値」1.0 以上を目標値として設定している。

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