中古瀬薬師堂の仏像群

更新日:2018年08月17日

中古瀬薬師堂の仏像群について

読み方(ふりがな)

なかごせやくしどうのぶつぞうぐん

員数

64躯

指定内容

彫刻

指定記号

所有者

中古瀬地区

所在地

加東市中古瀬225

指定年月日

2016年(平成28年)3月30日

規模または寸法

立像や坐像が混在し、像高も等身大から30センチメートル程度までの像があります。

制作年代

概ね奈良時代から平安時代後期まで

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

薬師堂には、本尊である薬師如来坐像をはじめ、本尊をお衛りする数十躯の尊像が祀られています。

すべての像がヒノキやカヤを用いた一木造り(いちぼくづくり)という手法により、概ね奈良時代~平安時代後期までに制作されています。

立像や坐像が混在し、像高も等身大から30センチメートル程度までの像があります。

像容としては、大日如来、観音菩薩や天部のほか、神像もみられます。

このような小堂に、これだけの尊像が祀られていることは稀有な事例であり、長年に渡る地域の人々の信仰心の深さを感じ取ることができます。

2014年(平成26年)までに、部分的な補修と台座を製作し、尊像が自立するようになりました。

 

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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