石棺仏(家原地区)

更新日:2018年08月16日

石棺仏(家原地区)について

読み方(ふりがな)

せっかんぶつ

員数

1基

指定内容

彫刻

指定記号

所有者

家原地区

所在地

加東市家原字御霊38-1

指定年月日

2010年(平成22年)3月31日

規模または寸法

像高94センチメートル

制作年代

鎌倉時代後期の可能性が高い

公開・非公開について

公開しています。

その他

高室石(たかむろいし)の組合せ形の石棺を利用した、いわゆる石棺仏と呼称されているものです。

蓋石の内面に、大きく舟形光背(ふながたこうはい)を刻み、中央に像高94センチメートルの来迎印(らいげいいん)を結ぶ阿弥陀如来立像が彫り出されています。

全体的に風化がみられ、浅く刻まれた尊顔は判然としませんが、肉髻(にくけい)、三道(さんどう)や柔らかく表現された衲衣(のうえ)の衣紋などは丁寧に薄く表現されているところからみて、鎌倉時代後期の制作である可能性が高いと考えられます。

本資料は、市域における数少ない石棺仏の遺例として、その価値は非常に高いといえます。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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