石棺仏(家原地区)
石棺仏(家原地区)について
読み方(ふりがな)
せっかんぶつ
員数
1基
指定内容
彫刻
指定記号
彫
所有者
家原地区
所在地
加東市家原字御霊38-1
指定年月日
2010年(平成22年)3月31日
規模または寸法
像高94センチメートル
制作年代
鎌倉時代後期の可能性が高い
公開・非公開について
公開しています。
その他
高室石(たかむろいし)の組合せ形の石棺を利用した、いわゆる石棺仏と呼称されているものです。
蓋石の内面に、大きく舟形光背(ふながたこうはい)を刻み、中央に像高94センチメートルの来迎印(らいげいいん)を結ぶ阿弥陀如来立像が彫り出されています。
全体的に風化がみられ、浅く刻まれた尊顔は判然としませんが、肉髻(にくけい)、三道(さんどう)や柔らかく表現された衲衣(のうえ)の衣紋などは丁寧に薄く表現されているところからみて、鎌倉時代後期の制作である可能性が高いと考えられます。
本資料は、市域における数少ない石棺仏の遺例として、その価値は非常に高いといえます。
地図情報
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加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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更新日:2018年08月16日