薬師如来坐像(東光寺)

更新日:2018年08月17日

薬師如来坐像(東光寺)について

読み方(ふりがな)

やくしにょらいざぞう(とうこうじ)

員数

1躯

指定内容

彫刻

所有者

東光寺

所在地

加東市北野341

指定年月日

2003年(平成15年)4月23日

規模または寸法

像高86センチメートル

制作年代

平安時代後期

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

北野地区の東光寺(とうこうじ)(加東市北野341)には宮殿内に2躯の仏像が祀られています。

宮殿の右側に祀られている像高86センチメートルの仏像です。頭部には螺髪(らほつ)を彫出せず、右手は胸前で五指を伸ばす施無畏印(せむいいん)、左手は腹前で薬壺(やっこ)を持ち、左足を上にして結跏趺坐(けっかふざ)しています。

ヒノキの一材を割矧ぎ(わりはぎ)、内刳り(うちぐり)を施したもので、当初から玉眼を用いた作例とされていますが、目鼻を尊顔の中央に集め、衣紋(えもん)も簡略化しており、制作仏師は同じ宮殿の左側に祀られている阿弥陀如来坐像とは別人であった可能性が指摘されています。

地図情報

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加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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