薬師如来坐像(掎鹿谷地区)

更新日:2018年08月17日

薬師如来坐像(掎鹿谷地区)について

読み方(ふりがな)

やくしにょらいざぞう(はしかだにちく)

員数

1基

指定内容

彫刻

指定記号

所有者

掎鹿谷地区

所在地

加東市掎鹿谷535

指定年月日

1985年(昭和60年)3月27日

規模または寸法

像高85センチメートル

制作年代

平安時代後期

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

掎鹿谷薬師堂の木造薬師如来坐像は、全体にゆがみがあり破損もはなはだしですが、平安後期の典型的な様式を示しています。寄木造りで像高85センチメートルです。

細やかな螺髪(らほつ)を備え面相もおだやかで美しいです。衣紋は翻波(ほんぱ)の名残をとどめ古い様式をとどめています。後補された金箔が剥落(はくらく)しやや美観をそいでいます。禅定印の上に薬壺(やっこ)をのせた両腕より先は、別材で補ったとみられます。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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