本殿(山王神社本殿 厚利地区)
本殿(山王神社本殿 厚利地区)について
読み方(ふりがな)
ほんでん(さんのうじんじゃほんでん あっとしちく)
員数
1棟
指定内容
建造物
指定記号
建
所有者
加東市厚利地区
指定年月日
1985年(昭和60年)3月27日
規模または寸法
桁行(けたゆき)6間、梁間(はりま)6間
制作年代
1689年(元禄2年)
公開・非公開について
公開しています。
その他
鎌倉時代初期に創建され、1689年(元禄2年)に再建されたと考えられます。
祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)・大己貴命(おおなむちのみこと)ほか2神です。
三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、平入り正面に千鳥破風(ちどりはふ)、さらに軒唐破風向拝(のきからはふこうはい)をつけて屋根に変化をもたせています。本殿の中央部を空間として神輿(みこし)を納め、左右に二社を配置する形をとっており、近隣に例をみない建築様式です。手挟(てばさみ)の菊、枇杷(びわ)、椿、蟇股(かえるまた)の獅子、牡丹(ぼたん)、鶉(うずら)、兎と多彩であり、妻飾りは特に優れています。東西の二十虹梁(にじゅうこうりょう)の蟇股(かえるまた)は、東側にこの山王神社の伝説にちなんだ猿や杜鵑(ほととぎす)を、西側には雉(きじ)や鷺(さぎ)を配しています。木鼻(きばな)は、向拝(こうはい)に獅子鼻を配し、身舎(もや)においては象鼻に至る変遷の過程を見せています。
特徴ある山王鳥居は、1916年(大正5年)の建立です。
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加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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更新日:2018年09月13日