銅椀(清水寺)

更新日:2019年02月19日

銅椀(清水寺)について

銅椀側面銘文

読み方(ふりがな)

どうわん(きよみずでら)

員数

1口

指定内容

工芸

指定記号

所有者

清水寺

指定年月日

2008年(平成20年)3月31日

制作年代

1506年(永正3年)

規模または寸法

口径21センチメートル、高さ9.1センチメートル

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

高台付の椀型仏器です。側面には、上記に示すように銘文が陰刻されており、1506年(永正3年)に清水寺の寺僧達が根本中堂に施入したことがわかります。鋳造にあたった鋳物師の藤原宗次は、十五~十六世紀に各地で梵鐘(ぼんしょう)などの製作に携わった人物として知られ、同一人物の作例としては、加東市内に唯一遺された貴重な資料です。なお、本資料は一度寺外に流出していましたが、再発見者の厚意により、1954年(昭和29年)に改めて寄進を受け、無事寺に帰還したという稀有な来歴をもちます。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
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