銅椀(清水寺)
銅椀(清水寺)について

読み方(ふりがな)
どうわん(きよみずでら)
員数
1口
指定内容
工芸
指定記号
工
所有者
清水寺
指定年月日
2008年(平成20年)3月31日
制作年代
1506年(永正3年)
規模または寸法
口径21センチメートル、高さ9.1センチメートル
公開・非公開について
普段は公開していません。
その他
高台付の椀型仏器です。側面には、上記に示すように銘文が陰刻されており、1506年(永正3年)に清水寺の寺僧達が根本中堂に施入したことがわかります。鋳造にあたった鋳物師の藤原宗次は、十五~十六世紀に各地で梵鐘(ぼんしょう)などの製作に携わった人物として知られ、同一人物の作例としては、加東市内に唯一遺された貴重な資料です。なお、本資料は一度寺外に流出していましたが、再発見者の厚意により、1954年(昭和29年)に改めて寄進を受け、無事寺に帰還したという稀有な来歴をもちます。
この記事に関するお問い合わせ先
加東市 教育委員会 教育振興部 生涯学習課 文化財係
〒679-0212
兵庫県加東市下滝野1369番地1(加東市地域交流センター内)
電話番号:0795-48-3046
ファックス:0795-48-3047
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2019年02月19日