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教育目標・研究主題

更新日 : 2019/04/02 07:30
 

教育目標

「人間力の育成」
— 学びから新しい自分づくりと地域づくりをめざす加東市に —
 

学校教育目標

「ともに生き、自分を生かす力を育てる」
 

めざす学校像・児童像・教職員像

ともに挑む子
(1)心安らぐ学校・・・・・・・ともに認め合う子・・・・子どもとともに歩む教職員
(2)ともに伸びる学校・・・・・ともに伸びる子・・・・・自らを高め合う教職員
(3)協働する学校・・・・・・・ともに支え合う子・・・・信頼される教職員
 

教育目標達成のための重点

(1)ともに挑む学級・学校づくり
 ①見通しと振り返りを位置づけ、子ども同士に互いのめあてや努力を認め合わせる。
 ②人権教育や特別支援教育の視点を大切にして、子どもの気もちや困り感に寄り添うとともに、互い
  をつな ぐ言葉を大切にさせる。
 ③子どもと触れ合う(一緒に遊ぶ、話を聞く)時間を確保する。 
  (児童理解を根底に置いた学級づくり)
(2)ともに学び高め合う授業づくり
 ①「見通す・解決する・活かす・振り返る」の過程を通して子どもにとって主体的な学習を進める。
 ②子ども同士のつながり(全体交流、ペア・グループ交流)を大切にして、課題や疑問を解決し合う
  場を仕組む。
 ③「話す・聞く」力を高めるために、言葉を大切にさせながら、言語活動の内容や方法の充実を図る。 
(3)自主的・自立的な態度の育成
 ①学級活動や児童会活動の充実を図り、学級・学校生活向上に意欲をもつ子どもの育成に努める。
 ②「外遊び、そうじ、あいさつ、整頓」と「年間体力作り」により、良い生活習慣を身につけさせる。
 ③「家庭学習の手引き」の活用や自主学習の推進により、望ましい学習習慣の確立に努め、自学力を
  育てる。
(4)気持ちのよい、安全安心の環境づくり
 ①研究の進展と子どもたちの学習・生活意欲向上につながる継続的でタイムリーな掲示を工夫する。
 ②安全点検を確実に行うとともに、常に危機意識を持って、子どもの安全に気を配り、迅速に対応する。
 ③掃除と整頓が行き届いた、心が安らぐ花いっぱいの学校にする。
(5)地域に根ざし開かれた特色ある学校づくり
 ①ホームページや学校便り、学級便り等を通して、保護者や地域に情報発信を積極的に行う。
 ②ふれあい体験やクラブ等で地域との交流を大切にし、子ども自身に感謝の気持ちを伝えさせる。
 ③地域の方々や学校に来られたお客様に、子ども自らあいさつができるようにする。
(6)連動する組織づくり
 ①学年層ミーティングや必要に応じた対策会議により児童理解を共有し、チームで対応する。
 ②学級づくり・授業づくりの見直しを図るために、「研究の設計図」等で発信し合い活かし合う研修を進
  める。
 ③踏襲ではなく、たとえわずかでも、改善点を明確にした提案を行い、組織で取り組む。
 

研究主題

『考える楽しさを味わい、学びと仲間と自分を活かす授業の創造 』
         ~言語活動の充実を通して~
研究の重点
研究主題に沿って、カリキュラムを横断した、高め合う授業・学級づくりを実践する。
~主体的・対話的で深い学びをめざした授業をつくるために~
「やってみる・考える・つながる、学びを深め合う授業をしよう」
 ①南小の学習スタイル(見通し→解決する→活かす→ふり返る)を1単位時間及び単元を通して柔軟に
  組織する。 
 ②説明文を中心に授業研究を行う。
 ②授業における児童像(どの場面で、何ができるようになるのか)では、教科目標の姿+高め合い
  (深め合い)の姿を明確にして教材研究をする。
 ③「活用」と「ふり返り」を大切にした授業を組み立てる。
  それぞれの場面での「つなぐ」発問を工夫する。
  学び言葉でふり返る時間を必ず確保する。
 ④カリキュラムを横断して、「話す、聞く、書く」スキルの向上を図る。
(2)方法
 ①発信し合い、深め合う校内研修の充実
  ア 学校の研究テーマを全職員で明確にする。
   ・目指すべき児童像を全職員で共有し、各教科で身に付ける力を明確にする。
  イ 授業改善の視点
   ・各教科において、研究テーマを具現化する手立てを模索する。
   ・研究の重点(上記)を盛り込んだ提案授業を行う。
  ウ 事前研究、事後研究の充実
   ・事前研では、各教科の特性を踏まえ、テーマに沿った指導が行えるかを十分に検討する。
   ・事後研では、児童の授業記録を取り、子どもの学びの姿がどうであったかを検証する。また、疑
    問点を検討する場を設けたり、職員のふり返りをする時間を確保したりして職員も研修の成果を
    自分のものにしていく。
   ・必要に応じて講師招聘し、指導を仰ぎ、授業改善の充実を図る。
 ②授業づくりを支えるための日ごろの実践項目
  ア 学び合いの基礎となる学級づくり
   ・あたたかい人間関係を基盤とした「ともに挑む」学級像を、児童・教師で共有し学校生活の諸活
    動に取り組む。
   ・道徳・人権教育、学年ミーティング、生活指導委員会と連携しながら、児童理解に努める。
   ・学びのあしあとが見える教室、校内環境づくりに努める。
  イ 学びの基礎基本の定着を図る取り組み
   ・「みなみ小学びの基本」の指導(本読みカードに貼り、活用する)
   ・「家庭学習の手引き」による家庭との連携
   ・朝のスキルアップで、基礎的な学力(計算、漢字)等を伸ばす。
  ウ 話す・聞く力を伸ばす取り組み
   ・学習の中で生きる聞き手、話し手を育てるために、「話す・聞く」の発達段階に応じた伸ばした
    い力とねらいを設定し、目標に向かって各教科の授業、朝のスピーチタイム、児童集会、音読発
    表会等で実践する。また、学期ごとなどに学年相互で参観し合い、評価、検証を行う。
          滝野地区学びのつながり 話し方・聞き方
  エ 自ら学ぶ力を育てる取り組み
   ・自主学習ノート名人の実施により、自ら学ぶ力を育てる。
 ③評価、検証
  ・児童の学習アンケートを実施し、意識態度面についての調査を行い、児童の変容について分析す
   る。
  ・研究協議の内容の焦点化し、反省点を次の授業実践につなげる。
  ・実践記録集、職員アンケートによる成果と課題を分析し、次年度につなげる。