看護部紹介

更新日:2023年04月01日

看護部長

看護部長 長田瑞穂

 和かな日差しと春風に誘われて外に出かけたい、そんな日常を感じられるようになりました。しかし、コロナが完全に消えない限り、生活の中で不安は続いていくでしょう。私たち看護部にとっても、これほど一つの課題に注目した経験はありません。知識を常に最新のものに更新しなければならず、不安とともに進むしかない長いトンネルのようでした。私たちは、コロナから得た学びを決して無駄にせずに、3つの力を発揮し、ここから一歩ずつ成長し続けます。 

 3つの力とは、健康を守る力、家族(仲間)の力、そして私たちが礎とする看護の力です。

看護職員は感染対策を徹底し、観察とケアを継続しました。幾度かの院内感染を最小限にとどめられたのは、一人ひとりが心と身体の健康を守る努力をし続けてくれたからだと思います。また、ひとは家族(仲間)によって支えられています。面会ができない理由で、入院はせずに自宅療養で乗り越えられた方が多いと思います。コロナやその他の病気でも、家族の支えが病気を癒す力になることの証です。そして、職員とその家族が健やかであることが、医療現場を支える力になることを学ぶ機会でもありました。

 看護の本質は、患者様の生命力を高めることです。健康と家族の価値を引き出し、命を輝かせるために看護の力がお役に立てると思っています。これから先も看護の原則を実践し、感染という害から療養環境を守ります。そして、いつでも頼れる医療と安心して暮らせる介護が縦横に連携し、自分らしく、強く生きる力を支えます。 

 看護部では相談窓口をおき、介護に悩む方、在宅看取りを望まれる方などのお声を聴いています。地域包括ケア病棟やケアホームかとうがスムーズな在宅への復帰をサポートします。治療や処置が必要な時は、訪問看護とかかりつけ医の連携で在宅医療を支えます。多様な想いに寄り添い、しなやかに対応するため、医療と介護を安心の糸で結びます。地域の方々が暮らし、療養される様々な場面において、そこに必要な人材の育成と多職種共生の地域包括ケアを促進してまいります。

1病棟

看護課長 長濱 幸

『看護を語り、互いを労い癒しながら、成長し続けられる組織を目指します』

内科病棟です。2022年はCOVID-19感染症の猛威から、患者様を守り、職員を守り、心身ともに全力を尽くした1年でした。しかしその影響により、大きく強い組織に変化してきています。新人を迎え、患者様に寄り添った看護を語り続け、成長し続けられる組織づくりを目指したいと思います。

3病棟(地域包括ケア病棟)

看護課長 有藤沙規

『多職種と協働し、患者様・ご家族が満足できる地域包括ケアを提供します』

地域包括ケア病棟とは、回復期の在宅復帰に向けた準備を整えるための病棟です。

院内のみならず、地域の関係職種の皆様と連携しながら、住み慣れた地域で安心して暮らせるような支援をスタッフ一丸となって取り組んでまいります。

5病棟

看護課長 大原由子

『互いに尊重しあい、患者・家族・スタッフ誰もが幸せを感じる看護を提供しよう!』

外科系病棟です。笑顔・あいさつ・助け合い!をモットーに、引き続き、患者様・ご家族様が安心して入院生活が送れるように、スタッフとともに看護を提供してまいります。また、感染対策にも注意しながら、ご本人の活動状況を確認しつつ、ご家族様との対話を持ちながら、双方にとってよりよい退院を目指せるように取り組んでまいりたいと考えています。

外来・中央材料室・手術室・健診室

看護課長 笹倉典子

『住み慣れた地域で安心して生活できる 寄り添った看護を提供します』

地域住民の皆様を支える病院として、外来診療だけでなく、訪問診療、健康・介護相談に対応できる体制を構築します。また、人間ドックをはじめ、特定健診、乳がん検診、子宮がん検診等の予防医療に取り組んでいます。

地域医療・介護連携室

看護課長 藤村 由美

『地域の絆を深め、意思決定を支えよう』

年々増加している退院支援ニーズに対し、病院と地域をつなぐ窓口として、急性期医療の必要な患者さんの入院前から治療後の療養まで、多職種と情報共有しながら、切れ目なくスムーズな支援ができるよう関わります。

患者さんとご家族の尊厳を守り、願いに寄り添って看護が提供できるよう、院内の看護師と地域医療関係者の顔が見える連携体制をつくっていきたいと考えます。

加東市訪問看護ステーション

看護課長 藤原 麻紀

『住み慣れた地域で過ごせるよう 支えます!見守ります!助けます!』

看護師・理学療法士と昨年度、言語聴覚士が加わり、職員11名で活動し、月に約700件余の訪問看護・リハビリをおこなっています。小児から100歳を超える高齢者の幅広い対象に予防看護から看取りまで一人一人の思いや希望にしっかりと寄り添い生きる力を支援していけるように努めています。

スタッフは、利用者様の在宅パワーをもらいながら、病棟では味わえない在宅ならではの看護の魅力にやりがいを感じ 毎日加東市内を走り回っています。

介護老人保健施設ケアホームかとう療養課

看護課長 森本 智美

『利用者ひとりひとりの想いに寄り添った 質の高い看護・介護を提供します』

ケアホームかとうでは、基礎疾患を持ちながらでも 住み慣れた地域で過ごせるように医療(看護)の継続・介護とリハビリの提供により在宅復帰を支援しています。

利用者様の思いや生きがいに寄り添った和やかな生活が送れるような環境づくりに日々取り組んでいます。

医療安全管理室

看護課長 中田 純

『多職種で取り組む医療安全』

医療安全管理室は、病院長直属の部署として、組織横断的に院内部署・各職種と連携して、医療に係る安全性の向上に取り組んでいます。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市民病院 看護部
〒673-1451
兵庫県加東市家原85番地
電話番号:0795-42-5511
ファックス:0795-42-6216
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