加東市民病院について

更新日:2021年01月01日

院長ごあいさつ     「温故知新」

院長写真

 

加東市病院事業管理者兼病院長

   金岡 保(かなおか やすし)

 

 明けましておめでとうございます。

 旧年中は、コロナ禍の中、住民の皆さま方から、病院事業部に温かい御言葉を賜り、御礼申し上げます。

  私は当院の今後の方向性を模索するために、昨年末、加東市中央図書館を訪ね、「温故知新」すなわち、このまちの医療の歴史・課題・展望について先人の方々の記録に教えを請いました。

 昭和30年3月31日、いわゆる「昭和の大合併」で新社町が誕生し、「社町総合建設計画」のひとつとして、社町に総合病院の設立が計画され、翌昭和31年9月、国民健康保険「社病院」として現在地に開院となり、現在の加東市民病院の始まりとなりました(社町史)。

 しかし、昭和40年代に入ると医師の確保が困難になることで患者数が減り、赤字経営となり、昭和43年7月、国民健康保険「社診療所」に縮小することになりました。再出発した「社診療所」は、やがて患者数が増加することで、町民からの病院復活の声がしだいに高くなってきました。時代は伝染病や結核を中心とした予防や治療に加えて、成人病・老人病対策が強く要請されるようになり、急を要する病人や患者の処置のために、昭和47年4月、組合立「加東消防署」が開設されました。結果として、救急車の活動により火急の処置は一応済ますことができましたが、他地域の総合病院までの搬送に時間がかかる等、遠距離による不便と時間の多用はやはりどうすることもできませんでした。このため、診療所ではなく三町一体となった総合病院の開設を切望されようになりました(新修加東郡誌)。

 その後「社診療所」は、昭和50年4月「公立社病院」として再発足し、平成4年4月「公立社総合病院」に改称、平成20年7月「加東市民病院」に改称し今に至っています。

 病院のスタートから64年が経過した今、交通網の発達により他地域の総合病院までの所要時間はずいぶん短縮され、若い世代はこの流れを歓迎していることと思われます。一方、住民の高齢化が進み、高齢者だけの家族も増えてきました。新しい総合病院が遠い場所に建て替わり、近い場所に無くなってしまうと、医療を受ける必要が生じた高齢者は、住み慣れた地域で検査や入院治療を受けることができなくなり、遠距離による不便とたくさんの時間がかかるようになります。

 先人の方々は、時代に合わせて変化する国の政策、昭和・平成の大合併、年齢構造・疾病構造の変化、医師不足、等々、さまざまな課題を経験してきました。町民による病院復活の声を受けて、議論し柔軟に順応し、今の市民病院があることに感謝します。

 また、医療に加えて介護対策が強く要請される時代となり、私たちは、住民の皆さま方に、あたり前の医療や介護を提供できるように、病院事業部全体で考えていきます。5年後10年後も地域の皆さま方から「このまちにこの病院があってよかった」と言われるように、そして、このまちの未来の住民の方々へ胸を張ってバトンタッチができるように、職員一丸となって頑張っていきます。

 引き続き、御指導御支援の程、よろしくお願い申し上げます。

理念と方針

【理念】

 この病院は、地域住民の皆様がいつでも安心してかかれる、
信頼性の高い医療の実践をめざします。

【基本方針】

  • 常に研鑚し、良質で幅広い医療サービスに努めます。
  • 患者様と職員の心がふれあう親切で温かい医療サービスを提供いたします。
  • 十分な診療説明と患者様の意志や権利を尊重した、納得のいく医療につとめます。
  • 健診による予防医学を推進し、高齢者の看護、介護など福祉の面にも協力いたします。

【患者様の権利】

  • 個人として常にその人格が尊重されます。
  • 良質な医療を平等に受けることができます。
  • 十分な説明を受けることができます。
  • 治療方針などを自らの意思で決定できます。
  • 他の医師の意見を聞くことができます。
  • プライバシーは保護されます。

病院の概要

病院の概要

開設者

加東市長 安田 正義

住 所

673-1451 兵庫県加東市家原85番地

診療科

内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・小児科・
外科・整形外科・泌尿器科・皮膚科・婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・
放射線科・リハビリテーション科・麻酔科

病床数

一般病床  139床

医療機関の指定等

保険医療機関、結核指定医療機関、被爆者一般疾病医療機関
労働者災害補償保険法指定、 生活保護法指定、救急告示病院指定
全国健康保険協会生活習慣病予防健診実施機関
臨床研修協力施設(西脇市立西脇病院)、薬学実務実習施設

施設基準(基本診療科)

一般病棟入院基本料(急性期一般入院料5)、地域包括ケア病棟入院料2
総合評価加算、入退院支援加算1、医療安全対策加算2
感染防止対策加算2、患者サポート体制充実加算
救急医療管理加算、診療録管理体制加算2、療養環境加算
医師事務作業補助体制加算1(75対1)、重症者等療養環境特別加算
入院時食事療養費(1)、データ提出加算1、認知症ケア加算2
急性期看護補助体制加算(25対1)、後発医薬品使用体制加算3
病棟薬剤業務実施加算1

施設基準(特掲診療科)

夜間休日救急搬送医学管理料、がん性疼痛緩和指導管理料
がん治療連携指導料、肝炎インターフェロン治療計画料
医療機器安全管理料1、検体検査管理加算(2)、薬剤管理指導料
CT撮影及びMRI撮影、外来化学療法加算1、無菌製剤処理料
脳血管疾患等リハビリテーション料(2)、運動器リハビリテーション(1)
集団コミュニケーション療法料、輸血管理料2、輸血適正使用加算
ペースメーカー移植及びペースメーカー交換術、麻酔管理料(1)
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算、胃瘻造設時嚥下機能評価加算
HPV核酸検出およびHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)
酸素の購入に関する届出
医科点数表第2章第10部手術の通則16に掲げる手術(胃瘻造設術)

日本医学会施設認定

日本外科学会専門医制度関連施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本整形外科学会認定医研修施設
日本消化器病学会認定医修練関連施設

施設の概要

土地

敷地面積    15,590.6平方メートル

建物

構造          鉄筋コンクリート4階建、塔屋2階建

建築面積    4,481.1平方メートル

延床面積    9,954平方メートル
(1階 4,046平方メートル、2階 3,671平方メートル、3階 1,268平方メートル、
 4階 824平方メートル、塔屋1階 118平方メートル、塔屋2階 27平方メートル)

病院の沿革

昭和31年9月       国民健康保険「社病院」として開設(50床) 内科、外科

昭和33年1月       小児科を開設

昭和33年8月       眼科を開設

昭和36年4月       産婦人科、放射線科を開設

昭和36年5月       小野市加東郡(3町)組合立隔離病舎23床を併設

昭和43年7月       国民健康保険「社診療所」に縮小(19床)内科、産婦人科、放射線科

昭和46年1月       外科、整形外科を開設

昭和50年4月       「公立社病院」として再発足(30床)内科、外科、整形外科、放射線科

昭和51年6月       第一期工事完了(鉄筋コンクリート2階建、68床に増床)

昭和53年5月       第二期工事完了(鉄筋コンクリート2階建、100床に増床)

昭和53年7月       産婦人科を開設

昭和54年7月       人間ドック開設

昭和54年9月       基準給食認可

昭和54年11月     基準看護一類、基準寝具許可

昭和55年8月       基準看護特一類認可

昭和56年3月       基準看護特二類認可(100床)

昭和56年4月       小児科を開設

昭和57年5月       第三期工事完了(鉄筋コンクリート4階建、200床に増床)

昭和58年1月       基準看護特二類認可(200床)

昭和58年7月       重症看護加算認可(昭和63年4月に廃止)、運動療法実施承認

昭和59年4月       救急告示病院として認可を受ける

昭和61年1月       第四期工事完了(鉄筋コンクリート2階建、CT室、会議室等)、
                        全身用CT設置、耳鼻咽喉科を開設

昭和62年4月       眼科を開設

昭和62年11月     作業療法実施承認

平成元年4月       総合病院としての承認をうける、神経内科を開設

平成2年4月        加東老人保健施設「ケアホームかとう」の併設病院に指定、訪問看護を開始

平成4年4月        「公立社総合病院」に改称

平成4年11月       基準看護特三類に認可(1,2病棟)

平成5年10月       全病棟基準看護特三類に認可、土曜日が休診となる

平成6年4月         泌尿器科を開設、訪問診療を開始

平成6年10月       新看護料2.5:1、看護補助料10:1に認可

平成8年4月         呼吸器科、消化器科、循環器科を新設、夜間看護加算承認

平成9年3月         第五期工事完了(内科系外来、検査室、内視鏡室、中央材料室、
                         製剤室、図書室、看護部休憩室、集中治療室等を新築・改修)

平成9年7月         新看護料2:1に認可、夜間看護加算(1)a(一部(1)b)承認

平成9年11月       高速回転型CT装置を導入

平成11年3月       MRI装置を導入

平成11年4月       病床数167床に減床(1、2病棟の改修統合)

平成11年5月       政府管掌健康保険生活習慣病予防健診実施機関承認

平成12年12月      X線血管撮影装置を更新

平成13年5月       日本医療機能評価機構病院機能評価「一般病院種別A 」に認定

平成14年3月       厨房の全面改修工事

平成15年6月       館内禁煙を実施

平成16年4月       地域医療連携室を設置

平成17年5月       マンモグラフィー設置

平成18年2月       敷地内禁煙を実施

平成18年4月       日本医療機能評価機構病院機能評価 Ver5.0認定

平成18年8月       経鼻内視鏡を導入

平成18年12月      X線TV装置2台を更新

平成20年1月       マルチスライス(16列)CT装置を導入

平成20年7月       「加東市民病院」に改称

平成21年12月     フィルムレスシステム導入

平成22年1月       MRI装置(1.5T)を更新

平成22年12月     電子カルテシステムを導入

平成23年4月       皮膚科を開設

平成27年12月     病院事業部保育所「ゆめっこ」を開設

平成29年4月       病床数139床に減床

この記事に関するお問い合わせ先

加東市民病院 総務課
〒673-1451
兵庫県加東市家原85番地
電話番号:0795-42-5511
ファックス:0795-42-6216
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