公費によるHPVワクチンキャッチアップ接種の接種開始時期の延長について
子宮頸がん(HPV)ワクチン
HPVワクチンのキャッチアップ接種は、公費助成の期間を過ぎると全額自己負担となります。
HPVワクチンの標準スケジュールでは、1回目接種日の2か月後に2回目接種、1回目接種日の6か月後に3回目接種となります。
また、予防接種では接種間隔の1か月後を同じ曜日の4週間後と解釈せず、厳密に暦に従って計算されます。「1か月後」は接種日の翌月の同じ日以降です。月末で同じ日にちがない場合は、その翌月の1日が接種日になります。(例:1月31日接種の1か月後は3月1日)
公費助成を受けて接種を完了できる条件を再確認しましょう。
9月までに接種を開始された方へ
令和6年9月末までに接種を開始されている方は、公費で接種ができる最終接種期間を確認し、2回目、3回目のご予約をお願いします。
接種回数 | 公費で接種できる最終接種期間(当院で接種される場合) |
1回目 | 9月末までに接種済み |
2回目 | 11月29日(金曜日)まで(1回目の2か月以上後) |
3回目 | 3月31日(月曜日)まで(1回目の6か月以上後) |
まだ接種を開始されていない方へ
公費で接種するための標準スケジュールの期間は過ぎていますが、令和6年10月に厚生労働省からの通知により、期間を短縮して接種を開始することが認められました。まだ接種を開始されていない方は、令和6年11月末までに接種を開始する必要があります。ご希望の方は、お早めにご予約をお願いします。
接種回数 | 公費で接種できる最終接種期間(当院で接種される場合) |
1回目 | 11月27日(水曜日) |
2回目 | 12月27日(金曜日)まで(1回目の1か月以上後) |
3回目 | 3月31日(月曜日)まで(2回目の3か月以上後) |
子宮頸がん(HPV)ワクチン接種を迷われている方へ
まだ子宮頸がん(HPV)ワクチンに関して十分な情報を持たず、危険なワクチンだと今も思い込んでおられる方、接種を迷われている方も大勢おられると思います。
対象でないか改めてご確認いただき、ご本人がご家族とよく話し合って、将来を守る大切なワクチンの接種を早めに検討してください。当院小児科(火曜日・水曜日)に受診いただければ、ご本人とご家族に最新のデータを含めて詳しく説明します。前向きに接種を検討される機会が生まれることを願ってやみません。
子宮頸がん(HPV)ワクチンの接種率がかつてのように回復することにより、子宮頸がんの予防が進むことを強く願っています。
予約方法
- 必ずお電話でご予約をお願いします。(キャッチアップ接種対象者は婦人科で接種します。高校生までは小児科もしくは婦人科で接種します。)
- 予防接種当日は検温を必ず行い、健康状態が良好であることを確認してください。
この記事に関するお問い合わせ先
加東市民病院 医事課
〒673-1451
兵庫県加東市家原85番地
電話番号:0795-42-5511
ファックス:0795-42-4740
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更新日:2024年10月23日