子宮頸がんワクチンの機会を逃した方へ(キャッチアップ接種についてのご案内)

更新日:2024年04月12日

子宮頸がん(HPV)ワクチン

キャッチアップ接種

接種には半年間を要するため令和6年9月までに接種開始が必要です

 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、2013年4月から定期接種と位置付けられ、2013年6月から個別接種の案内と積極的な勧奨を控えていましたが、2021年11月から個別案内が再開されました。また、積極的勧奨の差し控え期間に定期接種を逃した世代に対して、2022年度~2024年度の3年間に限り、キャッチアップ接種が行なわれています。

 予防接種を受ける際は、リーフレットをよくお読みいただき、HPVワクチンの有効性とリスクを十分理解したうえで受けるかどうかご判断ください。

子宮頸がんキャッチアップ接種

子宮頸がん(HPV)キャッチアップ接種対象者向けリーフレット(厚生労働省作成)(PDFファイル:3.5MB)

接種期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間

接種期間は令和7年3月31日までです。今年度が最終年度となり、接種には半年間を要するため、令和6年9月までに接種を開始する必要があります。

接種対象者で希望される方はお早めにご予約をお願いします。

接種対象者

キャッチアップ接種対象者

ワクチンの種類 対象者 接種回数 接種間隔
4価ワクチン(ガーダシル) 平成9年4月2日~平成20年4月1日生の女性 最大3回(注) 2か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて3回目を接種
9価ワクチン(シルガード) 平成9年4月2日~平成20年4月1日生の女性 最大3回(注) 2か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて3回目を接種

(注)キャッチアップ接種では、最大3回のうち、過去に未接種の回数分の接種が受けられます。

 

また、定期接種の対象のうち、令和6年度高校1年生相当の女子も、公費で接種できるのは令和7年3月31日までです。

子宮頸がん(HPV)ワクチン接種を迷われている方へ

 まだ子宮頸がん(HPV)ワクチンに関して十分な情報を持たず、危険なワクチンだと今も思い込んでおられる方、接種を迷われている方も大勢おられると思います。

 対象でないか改めてご確認いただき、ご本人がご家族とよく話し合って、将来を守る大切なワクチンの接種を早めに検討してください。当院小児科(火曜日・水曜日)に受診いただければ、ご本人とご家族に最新のデータを含めて詳しく説明します。前向きに接種を検討される機会が生まれることを願ってやみません。

 子宮頸がん(HPV)ワクチンの接種率がかつてのように回復することにより、子宮頸がんの予防が進むことを強く願っています。

 

予約方法

  1. 必ずお電話でご予約をお願いします。(キャッチアップ接種対象者は婦人科で接種します。高校生までは小児科もしくは婦人科で接種します。)
  2. 予防接種当日は検温を必ず行い、健康状態が良好であることを確認してください。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市民病院 医事課
〒673-1451
兵庫県加東市家原85番地
電話番号:0795-42-5511
ファックス:0795-42-4740
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