医療安全管理室

更新日:2026年09月10日

医療安全管理体制について

   患者さまと医療従事者との信頼関係のもとで、質の高い医療・看護を安全に提供することは、最も基本で重要なことであると言えます。

『医療安全における基本方針』

1、医療事故はいつでも起こりうるものであるという「危機意識」をもち、業務にあたること。

2、患者さまへの充分な配慮を行いながら、医療を行うこと。

3、医療行為においてはダブルチェックを行い、業務を行う上で疑問や分からないことは確認をすること。

4、患者さまとのコミュニケーションには充分に配慮し、説明に当たってはその内容が十分理解されていることを確認すること。

5、記録は正確かつ丁寧に記録することを習慣づけ、医療の質の向上に繋げること。

6、事故に至らないヒヤリ・ハット(インシデント)や医療事故(アクシデント)について必ず報告し、組織全体で情報共有すること。

7、病院全体で医療事故を防止し、安全な医療に向けての組織的な管理体制を整えること。

8、職場のチームワークを評価し、職場環境の改善に取り組むこと。

9、医療事故防止のための具体的で実践的な教育・研修を定期的に行うこと。

10、幹部自らが率先して、医療事故防止に対する意識改革を行うこと。

医療安全管理室の業務

どのような事をしている部署?

   医療安全の推進を図るために、病院長直属の独立した部署として『医療安全管理室』が設置されています。病院組織全体の医療安全体制の整備と、医療事故防止に向けて、組織横断的に活動している部署です。

   「人は誤りを起こすもの」として捉え、医療安全を確保するために小さな出来事(ヒヤ・リハット)も報告する取り組みを行っています。各部署から報告された出来事やインシデント・アクシデント報告について情報収集を行い、分析・対策検討・評価を行いフィードバックを行います。また、医療安全に関するマニュアルの見直しも行っています。  

医療安全管理室の活動

医療事故防止のための情報収集、分析等

   報告事例について事実確認、分析、再発予防のため情報共有と周知徹底、評価を行っています。

※インシデント・アクシデント分類
レベル   内 容
レベル0   間違ったことが発生したが、患者には実施されなかった
レベル1   間違ったことが発生したが、患者に変化は生じなかった
レベル2   【軽度】事故により、患者への観察の必要性が強化された
レベル3 a 【中度】事故のため、かんたんな治療・検査・処置の必要性が生じた
  b 【中度】事故のため、濃厚な治療・検査・処置の必要性が生じた
レベル4   【高度】事故による後遺症が残る可能性が生じた
レベル5   事故が死因となった

医療安全ラウンド

 各病棟、診療部門等を各部署のリスクマネージャーと一緒に週1回(水曜日)にラウンドをしています。コミュニケーションを図りながら、危険個所の確認やマニュアル等の実施状況を確認するとともに、5S活動にも取り組んでいます。また、発生したインシデントのカンファレンスや対策の評価もラウンドの時に積極的に行っています。

ラウンド後に改善した事例イメージ

リスクマネージャー委員会・医療安全対策委員会の実施

・リスクマネージャー委員会(月1回)

   前月発生したインシデント報告集計から、事例検討を行い再発予防に向け取り組んでいます。危険予知トレーニングや、インシデント分析法を使用するなど、患者さまの医療安全に関しての最前線の実行部隊として、活発な活動を行っています。

 

・医療安全対策委員会(月1回)

   病院長をはじめ各部門の責任者で構成されています。
病院における医療事故・医療過誤を防止し、安全な医療の提供体制を確立するために必要な事項を検討しています。医療安全管理者が検討すべきと判断した、重大インシデント・アクシデントについて検討し、分析、再発防止対策の検討を行っています。

医療安全研修 年2回

 医療安全管理の基本的な考え方や具体的な対策を周知するために全職員を対象とした研修を実施しています。
 そのほか、新規採用職員には採用時に、新人研修でも医療安全に関する研修を実施しています。
 楽しく、積極的に参加できるようにテーマを考え、組織全体で医療安全への取り組みを行っています。

院内研修イメージ

〈令和7年度〉

前期・後期を通して『心理的安全性』をテーマに働きやすい職場づくりについて研修会を実施しました。

令和7年度研修内容イメージ

〈令和8年度〉

前年度のインシデント分析から、コミュニケーションエラーに注目し研修を実施しました。令和8年度研修イメージ

医療事故等への対応について

・重大事故発生時に、患者さまに事故の状況の確認を行い、必要時には患者さまやご家族に誠意を持って説明させていただきます。また、必要時、緊急に「医療安全対策委員会」の開催等を行います。

・医療安全に関する相談窓口を設置しています。患者さまの声を聴かせていただき、健やかな暮らしと尊厳を守り、思いやりのある医療の提供に努めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

加東市民病院 看護部
〒673-1451
兵庫県加東市家原85番地
電話番号:0795-42-5511
ファックス:0795-42-6216
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