播磨清水寺文書

更新日:2017年12月28日

播磨清水寺文書
16 清水寺文書最古のもの 養和元年(1181年)

清水寺文書最古のもの

養和元年(1181年)

播磨清水寺文書

読み方(ふりがな)

はりまきよみずでらもんじょ

員数

41巻608通

指定内容

書籍

所有者

清水寺

所在地

加東市平木1194

指定年月日

1976年(昭和51年)3月23日

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

播磨清水寺文書は、巻子にして41巻608通の量を誇る文書群で、1寺院で所有している中世文書の量としては兵庫県下でも屈指の量を誇ります。

この文書群は、大正2年(1913)、清水寺の大火の際には、現在の東京大学史料編纂が明治21年(1888)に資料調査で借用していたため被害を免れました。その後清水寺に返却されたので大正12年(1923)の関東大震災に遭遇しなかったという非常に幸運な資料です。

文書群の中では、大和守行元の田地寄進状写が最も古く、保元元年(1135)10月18日のもので、清水寺で使用する燈明代を捻出するため、東条地域である吉田本庄の田を寄進したことが記載されています。

清水寺文書は、中世の文書としては、県下でも屈指の量が保存されており、中世期の清水寺のみならず、周辺地域の動向を知る上で貴重な資料です。

なお、その内容については、社町史史料編1に詳しく記載されています。

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