加東市産もち麦とは

加東市では、平成29年度(平成30年収穫分)に3集落(6ヘクタール)でもち麦栽培が開始されました。
その後、市内の集落営農組織を中心に栽培面積が拡大し、現在では11集落(約96ヘクタール)でもち麦が栽培されており、兵庫県で最大のもち麦栽培面積を占めています。(令和3年1月末時点)
加東市では、11月に麦の種を播き、5月下旬頃に収穫していることから、夏は水稲や大豆、冬はもち麦を栽培する「二毛作」ができます。
もち麦は、不足しがちな食物繊維をおいしくかんたんに補うことができる食材で、加東市の新たな特産品としてPRしています。
加東市で収穫されたもち麦は全量JAを通して、株式会社マルヤナギ小倉屋に出荷され、そこで加工された後に、兵庫県の小売店を中心に、全国で販売されています。
もち麦の持つパワー

もち麦:株式会社マルヤナギ小倉屋調べ
精白米、玄米:日本食品標準成分表2020版(八訂)
もち麦には食物繊維が豊富に含まれており、精麦後も白米の約20倍の食物繊維を有しています。
また、もち麦には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれているため、体内中のコレステロールの低下や、血糖値の上昇をゆるやかにするなどの効果があるほか、腸内の善玉菌に働きかけ、腸内環境の改善に役立ちます。(注1)
(注1 参考:株式会社マルヤナギ小倉屋「総合的な学習の時間・食育副読本「もち麦のおはなし」)

現代の日本人は、ごはんなどの穀物や豆を食べる量が減少傾向にあり、同時に、食物繊維の摂取量も減少し続けています。
生活習慣病を予防し、健康的な食生活を実現するためにも、栄養バランスのとれた食事を心がけ、もち麦を積極的に食べてみませんか?
この記事に関するお問い合わせ先
加東市 産業振興部 農政課
〒673-1493
兵庫県加東市社50番地 庁舎3階
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更新日:2021年05月27日