祝!「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」日本農業遺産認定!
「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」が日本農業遺産に認定されました
令和7年1月24日に「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」(兵庫県北播磨・六甲山北部地域)が日本農業遺産に認定されました。
酒米の特性と気候風土を生かした江戸時代から続く伝統的な栽培技術や、生産者と蔵元の結びつきによる「村米制度」などが「山田錦」という特別な酒米の価値を高め、高品質な酒米の一大産地を築いてきたことが認められました。
加東市は多くの地区で産地格付けの最上位である「特A地区」に指定されており、最高品質の山田錦の産地となっています。また、村米契約が市内13地区(令和6年12月現在)で結ばれており、加東市産山田錦を使った日本酒が全国各地で醸されています。
加東市産山田錦を使用している酒蔵の想いや、生産者の栽培への想いなどが掲載されている特設ページもぜひご覧ください。
山田錦の生産者の皆さまの努力と米作りへの情熱が実を結び、素晴らしい成果が達成されたことに心から敬意を表します。
加東市長コメント
令和7年1月24日、兵庫県山田錦主産地農業遺産推進協議会(会長:神澤友重JAみのり組合長)が申請していた「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」が日本農業遺産に認定されました。
「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」は、伊丹や灘五郷といった銘醸地とともに発展してきた酒米栽培に最適な気候風土の兵庫県北播磨・六甲山北部地域の豊かな自然と、先人たちの技術を引きついでいる農家の皆さまの努力の賜物であり、この認定は、誇るべき農業の歴史と文化を次世代に伝える重要な一歩です。
加東市は山田錦の主産地の一つであり、山田錦のふるさととして、長年にわたり山田錦の栽培技術と育成を支援してまいりました。近世から連綿と続くこのシステムを、持続可能な農業生産のモデルとして後世に引き続いでいけるよう、また、この認定を機に、多くの方々に山田錦の魅力を知っていただけるよう、さらなる農業振興と地域振興を図ってまいります。
加東市長 岩 根 正


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更新日:2025年02月06日