神事能面

更新日:2017年12月28日

神事能面

神事能面

読み方(ふりがな)

しんじのうめん

員数

12面

指定内容

彫刻

所有者

住吉神社

管理者

住吉神社神事舞踊保存会

所在地

加東市上鴨川571

指定年月日

1968年(昭和43年)3月29日

公開・非公開について

普段は公開していません。

その他

神事舞において使用される能面で、現在は12面が保存されています。そのうち現在の神事舞には5面が使用されています。使用されているのは、王の舞に用いられる鼻高面、能舞に使用される翁面・黒色尉面・冠者面・父尉面です。その他、現在使用されていないものとして、舞楽の陵王面や、尉面3面・冠者面・鬼面・媼面等がありますが、かつてはこれらの面を使用して能楽が演じられていたことが推定されます。

いずれの面もすべて一木で製作されており、いずれの法量も概ね幅1.4~1.6センチメートル、長さ22~24センチメートル、厚さ0.6~1センチメートルを測り、鼻高面と陵王面はそれらよりやや大形のものです。

各面の裏側の彫りはノミによって綺麗に浚えられており、表部分の細部の彫りの巧緻さも含めて、造面技能が相当優れた作者によって製作されたものと推定されています。その製作時期については、室町時代でも比較的古い時期と考えられています。

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