朝光寺多宝塔
朝光寺多宝塔
読み方(ふりがな)
ちょうこうじたほうとう
員数
1基
指定内容
建造物
所有者
朝光寺
所在地
加東市畑609
指定年月日
2002年(平成14年)4月9日
公開・非公開について
公開しています。
その他
平面が方形の初層の上に平面が円形の上層を重ね、宝形造の屋根を有する多宝塔です。
屋根は当初桟瓦葺であったと伝えられます。漆喰で固めた亀腹の上に建てられ、初層は三間四方、上層の軸部が円形となります。初層の周囲に縁を廻らせ、高欄が配置されています。上層の軒には扇棰を配し、組物は二手先になっています。建物の細部は和様、唐様の混ざった江戸中期頃の様式手法を示しています。
伏鉢や露盤には、池田輝政によって建立されたものを、宝永七年(1710)に再建されたことが記されており、建物の様式と矛盾しません。屋根は昭和59年(1984)に本瓦葺きに修理されました。県下でも類例に乏しい寺院建築であり、貴重な建造物といえます。
地図情報
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更新日:2017年12月28日