太鼓
太鼓
読み方(ふりがな)
たいこ
員数
1個
指定内容
工芸
所有者
朝光寺
所在地
加東市畑609
指定年月日
1972年(昭和47年)3月24日
公開・非公開について
普段は公開していません。
その他
本例は、直径80cm、長さ1mのヒノキと思われる材で、胴内を削り両面に皮をはり、鉄鋲でとめた長胴型というタイプの太鼓です。
現在は皮が破れていますので、内面にある墨書銘を確認することができます。
最古の墨書からは、永仁6年(1298)12月のもので、この太鼓が朝光寺の僧達を願主として、製作されたことがわかります。72年後の応安三年(1372)には始めての修理された記録がみられます。更に、江戸時代になって元禄15年(1702)、亨保8年(1723)、明和元年(1764)、安永3年(1774)の墨書が残されています、
この太鼓は、墨書銘のある長胴型の太鼓としては、日本で最古のものであり、太鼓の形態変遷を知る上で貴重な資料といえます。
地図情報
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更新日:2017年12月28日